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今西 梨菜いまにし りな

出身校:
旭川医科大学卒業
出身地:
釧路市(釧路湖陵高校卒)
勤務先:
平成30年4月 広域紋別病院(小児科)
経歴:
平成27年4月 名寄市立総合病院(初期臨床研修)
平成29年4月 名寄市立総合病院(小児科)

地域枠制度を利用しようと思った理由

中学生の頃から医師になりたいと思っていましたが、高校生になり具体的に進路を考えていた頃、6年間の大学生活は経済的負担が大きいことに気がつきました。バイト代や奨学金だけで賄えるか、正直不安を感じていました。そんな時、大学の募集要項を見て本制度の存在を知り、利用を決めました。ずっと北海道に住んでいましたし、北海道のために働くことへの抵抗はありませんでした。また、私は釧路出身であり、暮らしながらに道東地域の医師不足を感じていたので、医師偏在化を解消するお役に立てるとしたら、光栄なことだと感じていました。

地域勤務の感想

現在は道北地域の医療に従事しております。勤務する前は、慣れない地域で生活していけるのか、医師としてスキルアップしていけるのか、疲弊してしまわないか等々、不安は多かったです。しかし実際に働いてみると、その地域への愛着が沸いてきますし、地方病院では患者さんを初診してから検査 → 診断 → 治療 → その後の外来通院に至るまでと触れ合う時間が長いので、その方の役に立てている!という実感を得られることも多く、大変やりがいを感じています。患者さんと触れ合った一つ一つの経験が勉強へのモチベーションへ繋がり、毎日楽しく頑張ることができています。

後輩へのメッセージ

本制度を利用すれば、経済的な理由から夢を諦める必要はありません。ただ、本制度を利用することで責任が生まれるので、事前によく制度について調べ、自分の思い描く進路とすれ違わないか、よく検討すべきです。私達それぞれが意欲的にやりたい仕事を続けつつ、結果的に地域医療を支えていけたら素敵だなと思います。

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