知事定例記者会見(令和8年7月3日)

知事定例記者会見

  • 日時/令和8年7月3日(金)15:00~15:40
  • 場所/記者会見室
  • 記者数/19名(テレビカメラ1台)

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会見項目

知事からの話題

  1. 令和8年第2回北海道議会定例会の閉会に当たって
  2. 北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍施設)の移転について
  3. 赤れんがサマーフェスタ2026について

記者からの質問

  1. 北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍施設)の移転について(1)
  2. ヒグマ対策について(1)
  3. Jリーグ夏季キャンプについて
  4. 北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍施設)の移転について(2)
  5. 北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍施設)の移転について(3)
  6. 赤れんが庁舎リニューアルオープン1周年について
  7. 道民生活応援ポイント給付事業について
  8. ヒグマ対策について(2)
  9. IR(統合型リゾート)について
  10. 宿泊税について
  11. JR北海道の黄線区について

知事からの話題

令和8年第2回北海道議会定例会の閉会に当たって

 私からは三点お話しさせていただきます。
 まず、6月16日から始まりました、令和8年第2回定例会でございますけれども、本日で終了いたしました。このたびの議会ですが、中東情勢の影響への対応や子ども政策、ヒグマ対策をはじめとして、幅広い政策について議員の皆さまと活発な議論をさせていただきました。また、7月から9月の利用分について、LPガスを利用する皆さまに対して1契約あたり2千円の支援や、特別高圧電力を利用する中小企業等の皆さまへの支援、このほか、道の中小企業向け融資制度への中東情勢対策特別枠を創設して対応するといった物価高対応緊急経済対策などの総額約79億円の補正予算案、そして北海道職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案を含む7件の条例案について議決をいただきました。この度の議会での議論を踏まえて、今後とも道民の皆さまの暮らしを守るということと、本道経済の活性化に向けてしっかり取り組んでいきたいと考えています。
 これが一点目でございます。

北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍施設)の移転について

 二点目は、日本ハムファイターズのファーム移転についてです。
 昨日になりますけれども、栗山CBOから直接ご報告を受けたところですが、ファームの誘致に向けては、江別市、恵庭市、苫小牧市の3市が最後まで、熱意を持って魅力的な提案を行ってきたというものです。その努力が実を結んだ恵庭市には心からお祝い申し上げたいと思います。また、残念ながら誘致は叶わなかった江別市、苫小牧市には、これまで築いてきた関係性を生かして、ファイターズにおいて、スポーツ振興やまちのPRの協力など今後の関わり方をご検討いただきたいということで、栗山CBOにも私から直接お話をお伝えしましたけれども、ファイターズのほうからは、「江別市と苫小牧市の皆さまの思いに対し、いろいろな形で恩返ししていくことを考えたい」ということでしたり、「スポーツの振興、行政の施策に対して協力を検討していきたい」というお言葉もありました。これは良かったかなと思いますけれども、ファイターズはこれまでボールパークFビレッジの開業と一体的なまちづくりを進めるなど、スポーツの振興はもとより本道の活性化に貢献いただいてきました。今回のファームの移転についても、野球観戦を通じたにぎわいの創出に加えて、交流人口の増加、そしてスポーツ人材の育成などのさまざまな効果が生まれることを期待しています。そして、栗山CBOも会見でおっしゃっていましたけれども、「世界が一つに集まり、子供たちが世界へ出ていく環境をつくって、世界に誇れる北海道の魅力が発信される」という考えにも共感するところです。
 道としては、これまでもサポートチームが中心となって、3市からのご相談などに対応してきたところです。今回、移転先が恵庭市に内定ということですので、昨日、早速、サポートチームを開催したところです。一方で、内定ということでして、まだ構想の段階ということもあり、開発計画の具体的な内容や事業費などについても、恵庭市とファイターズが協定締結に向けて、これから協議するという状況と伺っています。道としては、その協議の内容が具体化される中で、恵庭市、ファイターズと一層連携して、具体的な計画もお伺いしながら、関係法令の手続き、また国との協議などの移転実現に向けた対応を行っていくこととしたいと考えています。
 また、本日午前中になりますけれども、原田恵庭市長が私の元にお越しになりまして、道のサポートチームを中心に、恵庭市の担当部局の皆さまもお越しでしたので、ともに連携していこうということで確認もしたところです。道としても、ファームの円滑な移転に向けて対応していきたいと考えています。
 これが二点目です。
 

赤れんがサマーフェスタ2026について

 最後三点目です。
 昨年7月25日にリニューアルオープンいたしました赤れんが庁舎でございますが、7月25日でオープン1周年を迎えます。このリニューアルは建物の歴史的価値、魅力のみならず、道内各地域の文化や観光情報の発信拠点となることを目指して、多くの皆さまにこの素晴らしい空間を体験していただきたいという思いで、皆さまと進めてきました。リニューアル以降、例えば企業の入社式とか国際会議のほか、多くの市町村にご参加いただきました「秋の大収穫祭」ですとか、「ふるさと納税フェア」など、赤れんが庁舎を舞台にさまざまな、多様なイベントを新たに実施してきたところです。思いが徐々に形になってきた、そういった1年であったと考えています。リニューアル後の来館者数ですけれども、6月末現在で約65万人となっていまして、目標としていた70万人、これがまもなく達成するという見込みです。赤れんが庁舎にさまざまな目的で訪れていただきました方々に対しては、心からお礼を申し上げたいと思います。
 こうした感謝の気持ちも込めまして、1周年となるこの時期は夏休みのシーズンとも重なるわけですが、これからの約1カ月間を「赤れんがサマーフェスタ2026」と銘打ちまして、赤れんが庁舎を舞台にさまざまなイベントを展開していくことといたしました。まず、明後日5日、日曜日ですけれども、「HOKKAIDO SOCCER CAMP 2026」ということです。これは、今年からJリーグの開幕が8月に変更となりまして、この7月に道外から11のJチームが夏のキャンプということで実施いただけることとなったわけです。これは現時点におきまして、全国最多のキャンプをやっていただけるチーム数になっているということです。さらに、この受け入れの機運を高めるためのトークイベントを開催いたします。また、7月27日、月曜日になりますけれども、「北海道・北東北縄文遺跡群」が世界遺産登録5周年を迎えますので、前日7月26日の日曜日に、青森県や函館市と連携したイベントも予定しています。このほか、赤れんがホールでのコンサートや北海道各地の食や特産品が一堂に会する「大ほっかいどう祭」など多彩なイベントを連続して開催していくこととしています。
 また、7月の下旬から夏休みの期間になりますので、この機会に子どもたちが北海道の歴史ですとか、文化に親しんでいただけるように、学校などを通じてお知らせをさせていただいて、赤れんが庁舎に足を運んでいただければと考えています。さらに、7月17日は「道みんの日」ということでして、この取り組みの一環として、通常、大人300円ですけれども、無料開放にもなりますので、ぜひ多くの方にご来場いただいて楽しんでいただければと思っております。
 私からは以上です。
 

記者からの質問

(北海道新聞)
 先ほどの二点目にありました日ハムの2軍のファームの関係なのですけれども、今の道として把握している中で、恵庭市への移転に向けて協力していくべき分野がどの辺りか、例えば農地転用であったりとか具体的な計画というのはこれから出てくるかと思うのですけれども、現時点で把握している範囲でどのようにお考えかお聞かせください。

(知事)
 現在、想定されている恵庭市内の建設地ですけれども、市街化調整区域でして、その多くが農地とお伺いしているところです。こうした土地での開発に向けては、都市計画法上、市街化区域への編入、農地転用などの手続きが必要になります。ただ、先ほど申し上げたように、今回、移転先の内定でして、まだ構想の段階ということです。今後、恵庭市とファイターズにおいては、協定締結に向けて、これから協議をしていきますという状況と伺っていますので、北海道としては、その協議内容について具体化される中で、サポートチームはつくっていますので、そこを中心に恵庭市とファイターズの具体的な計画をお伺いしながら、対応していきたいと考えています。

(NHK)
 一点目の議会の関係で、提出された道職員の手当の改正条例案の可決ということですけれども、ヒグマ対策で1日当たり2万円ですとか、そこがトピックかと思うのですが、この条例ができたことによって、どういうことにつながってほしいとか、あるいはどういった効果を持ってほしいとかあれば教えてください。

(知事)
 これは、そもそも特殊勤務手当が設定されてなかったところでして、さまざまクマの捕獲などに当たる、また、注意報や警報が出ている中でも、そういった現場対応に職員が当たることになる中で、設定がない中でしたので、当然、安全・安心の中で、職員の皆さまにもしっかり対応していくということが大前提ではありますが、特殊勤務手当を設定することによって、よりしっかり、そういった対応に当たっていきたいと考えているところです。
 これは、全国的にさまざま取り扱いがまだ定まってない、各県によって単価設定も違ったりだとか、今回、私達は、まさに捕獲などの実際の対応と、また違った形で、先ほど申し上げたような作業などに当たられる場合についても、特殊勤務手当を設定しているというところは、たぶん全国でうち(道)だけなのだと思うのですけれども、そういう状況ですので、そういったことも含めてしっかり対応していきたいと思います。

(STV)
 先ほど赤れんがサマーフェスタの中で、Jリーグのチームがキャンプに来るというお話がありました。この関連ですけれども、よろしいですか。先ほど、7月、この週末から11のクラブチームがキャンプに来て、全国最多となっているとご紹介いただきましたけれども、こちらの道としての受け止め、期待感を教えてください。

(知事)
 やはりJリーグのキャンプの実施は、選手との交流などを通じて、競技人口の拡大をはじめとして、ファンの方々が来道いただけるということでの観光振興ですとか、また地域の活性化にもつながると期待されるものです。道でもこれまで、受け入れを希望する市町村などと連携して、北海道は本州に比べ冷涼な夏ですので、ぜひ北海道でキャンプをしてほしいということで、プロモーション活動を行ってきました。これまでは、コンサドーレが1チーム、地元チームなので、北海道で対応いただいていたわけですが、道外のチームはゼロという状況から、今回一気に11チームということで、しかも全国最多という状況になっていますので、大変選んでいただけたことはうれしく思いますし、みんなで取り組みを進めてきた中で、こういう効果が生まれているということだと思っています。また、チームがいっぱい来ることによって、同じ時期にキャンプをしていると、試合もできたりだとか、そういう意味では集まるメリットというものも、チームにとってもあるのではないかと思っています。この機会を捉えて、11チームもの方が来てくださいますので、やはり素晴らしい、おいしい道産品、そういうものも各チームに贈呈して、歓迎とともに、ぜひ素晴らしい道産品をPRするということもやっていきたいと考えています。11チームあるので、全チーム(に贈呈)できたらいいなということで今、調整しています。また、ぜひ北海道を好きになってほしいので、それがまた来年のキャンプにつながっていくということになると思っているので、しっかり振興局も含めて、道としても市町村と連携して、そこは対応していきたいと思います。また、そもそもサッカーの魅力、ワールドカップもありますけれども、そういったものを発信するイベントですとか、あとやはり子どもたち、プロのチームと子どもたちが交流する事業も行って、このキャンプの受け入れに向けた機運も高めていきたいと思いますし、今時点で全国1位ですけれども、さらなるキャンプ地拡大に向けて、市町村などとも連携して、合宿適地についての優位性も継続的に発信して、積極的に誘致していきたいと思っています。

(STV)
 関連で、少し気が早いかもしれないのですけれども、これまでキャンプの定番というと沖縄県で、沖縄県は県としてキャンプを実施される自治体に対して補助をすることで、キャンプを行うクラブチームの数を飛躍的に倍増させてきたというような背景もあるようですけれども、今後、道として何か自治体に、今、支援の形とおっしゃいましたけれども、何かありましたら。

(知事)
 まずは、現時点で沖縄県を上回る数が来ていただいているわけですけれども、やはりそういった状況を歓迎するとともに、しっかり各チームと地域との交流、そういったものをしっかりやりながら、北海道は素晴らしかった、北海道のキャンプは素晴らしかった、ということが次につながるということがまずはあると思うので、そこをしっかり、もうすぐ始まるので、最初に入ってくるチームがすぐ始まるので、そこは丁寧に市町村とも連携してやりながら、次なる戦略については、さらに開催地を拡大していくということについては、皆さんの意見も聞きながら、ぜひ対応していきたいと思います。

(uhb)
 ファイターズの2軍誘致の件で、ファイターズのキャッチフレーズとして世界へPRするというようないいフレーズだなと思ったのですけれども、このキャッチフレーズへの受け止めと、あとこの機会に北海道として何か、知事として挑戦してみたいこととか、ありますでしょうか。

(知事)
 まず、栗山CBOがお話しされていた世界へというところで言えば、日ハム自体もダルビッシュ選手だとか大谷選手だとか、まさに世界を代表して既に活躍する選手を輩出している球団ですし、さらにこのファームが千葉県から北海道に来ることによって、まさに入団の最初からずっと北海道でみんなが応援できますし、子どもたちに開かれた形で、ぜひこのファームの中での機能も充実していきたいということで、栗山CBOもお話しされていましたので、そういったプロスポーツ、さらにはそこと関わる未来を担う子どもたちが、世界への夢を持って活躍して羽ばたいていく、そういうことが北海道から生まれていけば、それは本当に素晴らしいことだと思いますし、そこには共感するところです。
 北海道としても、総合計画で、日本、そして世界を変えていくのが北海道なのだということをうたって、今、さまざまなプロジェクトを進めていますので、そういった思いは共通するところがあるのかなと思います。

(TVh)
 同じくファイターズ関連で、先ほど「市街化調整区域ですので、その後の」、というのは、ファイターズさんと恵庭市さんの協議ができた後という話をされていたと思うのですが、想定として、どういうことを乗り越えていかなくてはいけないのかというのを、概要で構わないので、ちょっと教えていただけると助かります。

(知事)
 これは先ほど申し上げたように、多くが農地になっていますので、市街化区域への編入、農地転用などの手続き、そういったものが実際に必要になってきます。それは国との調整も出てきますので、その点については、道としてもフォローしていくということで申し上げました。ただ、具体的なさらなる協定締結の内容については、これから詰めていくということなので、その内容が具体化した中で、どういったサポートができるかということになるということで申し上げました。

(読売新聞)
 赤れんが庁舎の1周年の関係でお聞きいたします。リニューアルオープンして1年間、結構、観光客の方も来ていらっしゃって、にぎわっていたと思うのですけれども、この赤れんが庁舎のにぎわいの様子を1年間ご覧になってのご感想を、まず教えてください。

(知事)
 やはりリニューアルオープンから本当に多くの方にお越しいただいて、また、赤れんが庁舎だけではなくて、前庭についても民間に開放したことによって、やはり民間の発想でさまざまなイベントを展開していただいていることによって、リニューアルした赤れんが庁舎のみならず、その前庭も活用したいろいろなイベントを継続して行っていただいているということで、本当に多くの方にお越しいただけていることは率直にうれしく思いますし、また、中では北方領土、アイヌ、そういった文化なども知っていただける内容も展示させていただいていますので、ぜひ今回、夏休みにも入るので、子どもたちもそういった機会に学習もしていただけたら大変ありがたいですし、道として進めていく政策との相乗効果も生まれてきていると思っています。また、秋の大収穫祭も初めてやらせていただいていますけれども、大変多くの方にお越しいただいてにぎわいましたし、民間の皆さんの発想で取り組んでいただいているということが、大変、数字としても出てきていると受け止めています。

(読売新聞)
 例えばこれから先1年なのですけれども、知事からご覧になっていて、赤れんが庁舎、もうちょっとこうやって活用できるのではないかみたいな、何かそういうイメージというかアイデアとか、もしございましたら教えてください。

(知事)
 指定管理者の皆さんが、本当にさまざまなアイデアを出してくださっています。それはお土産売り場から、レストランから、いろいろな形で中に入ってくださっている方々も、いろいろな工夫を凝らしながらやっていただいていますので、まずは、実際にお客様に日々接しておられる指定管理者の皆さまの声や、また、われわれのところにもこういうことできないかということで、いろいろな各部局におけるイベントとかそういうところで活用などもさせていただいていますし、また、近くに職員がいっぱいいますけれども、職員の多くも利用者として利用もしていますので、そういった皆さんの中から、よりいい形で利用できるようにディスカッションしていくというのが大事なのかなと思っています。いずれにしても、スタートしてまもなく1年経ちますけれども、これだけ多くの方にお越しいただいているというのは、本当に感謝申し上げたいなと思っています。

(uhb)
 道民生活応援ポイントの件で、PayPay(ペイペイ)のアプリ交換が一部できないなど、また不調が出ているようです。これまでも他のトラブルもありましたけれども、それについて率直に知事はいかが思いますでしょうか。

(知事)
 道民生活応援ポイント給付事業、どうみんポイントを皆さまに給付するという事業になりますが、道内全世帯282万人を対象に、先月6月25日から受付を開始させていただきました。今、速報で、7月1日現在になるのですけれども、25日から数えると、7日間になりますけれども、約86万人の方、282万人に対して30パーセントを超える方が、申請いただいたというところになっています。まずは多くの皆さまに関心を持っていただけたことに、マスコミの皆さまもさまざまこの事業が始まりますよということで取り上げていただきましたので、そういった皆さまにもあらためて感謝申し上げたいと思います。
 しかしながら、今ご質問にあったように、例えば一部の市町村においてポイントの受け取りができない事象が発生いたしました。その原因については、市町村のほうから提供いただきました世帯主データの内容の一部に不一致があったことから、ポイントの受け取りができないという事象が発生いたしました。道では市町村と連携して、まずは全力で速やかに、不具合を解消することに努めまして、先ほどご質問ありましたけれども、6月30日までに全ての対応を完了しているところでして、この点は、まず、道民の皆さまにご心配、ご迷惑をおかけしたと受け止めているところです。
 また、民間ポイントの交換に当たって、申し込みが集中したことによって、一部の民間ポイントで設定していた1日当たりの交換枠の上限に達するという状況がありました。この点については、本日中に枠の拡大を図っていきます。これは、民間ポイントの一部のポイントが、上限枠というのを設定するのですけれども、要はその設定枠を下回ったとしても、その設定枠の金額を払わなければいけないということなので、税金でこの事業をやっているので、設定枠というものを一定程度設定して、申し込みをいただくと。申し込みいただいた実績に応じて、その枠を見直すということをしないと、要は一部民間ポイントのところに使おうが使うまいが税金が取られてしまうという、ちょっと分かりにくいシステムになっています。なので、ここは速やかに枠を拡大することで対応していくということです。
 今後につきましても、とにかく市町村、そして委託事業者の方々と連携して、不具合などが万が一発生する可能性もありますので、モニタリング体制、コールセンターもありますので、そういったところも含めてモニタリングを継続して、新たな事象が万が一発生した場合、とにかく速やかに対応していくことで取り組んでいきたいと思っています。ぜひ皆さまには、どうみんポイント、まだ全体の30パーセントということですけれども、ぜひご申請いただければと思っています。
 
(uhb)
 そもそものトラブルが相次いだ原因、根本的な原因としては、やはり委託事業者とかのシステムがちょっと脆弱だったとか、そういう理解ですか。

(知事)
 まずは例えば、この市町村で不一致があったということは、これはちょっと分かりにくいかもしれませんけれども、市町村の世帯主情報というのは市町村が持っていまして、道は市町村に、そのデータを提供してくださいということをお願いして、そのデータをいただくということなのですね。道がそのデータを持っているわけではないので、市町村に何日現在の状況を教えて欲しいということでいただくデータそのものが、少し間違ってしまったということがあって、エラーが起きてしまったということなので、そこは市町村と一緒に相談しながら、正しいデータを入れて、それで給付が再開できるという状況に、30日時点でもうなっていますよということです。ですので、これは何でそういうことになってしまったのかについては、市町村においても今、調査していただいていますけれども、例えば、行がずれてしまったとか、そういう単純なミスとか、いろいろなことが多分あると思うのですが、まずは(ポイントを)届けなければいけないので。原因究明も並行してやりますけれども、まず正しい情報で届けなければいけないので、そこをまず速やかにやって、今はまずそれは改善されているということです。

(uhb)
 PayPayのことに関しては、今後、原因究明はこれからという感じでしょうか。

(知事)
 PayPayについては、原因は別にはっきりしているで、設定枠というのがあって、それを超えてしまったということです。

(NHK)
 先ほどの質問と少しかぶる部分があるかもしれないのですけれども、去年、夏のですね、羅臼岳のヒグマの人身事故からまもなく1年ということで、明後日、日曜日にその事故から数えて、初めて山開きが行われますけれども、もう少しで1年経つという中であらためて受け止めと、一方で自然の中でのそのヒグマの共生、それについては知事はどう考えていらっしゃるのか教えてください。

(知事)
 知床羅臼岳の痛ましい事故からまもなく1年ということでして、まずは被害に遭われた方に哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみを申し上げます。こうした痛ましい事故を踏まえて、北海道、関係する国の機関、市町村、団体で構成する知床ヒグマ対策連絡会議において、このような事故を繰り返さないという認識の下で再発防止策の検討を行って、このたびの山開きを迎えていくということです。具体的にどういったことをやったのですかということについては、まず、現地の状況に不慣れな外国人の方にも分かりやすくお伝えをするために英語の併記なども行いましたし、また、ヒグマの問題個体の出没状況を分かりやすくお伝えする情報の提供、入山者が取るべき行動を示した看板の設置などによる啓発、セルフチェックシートによる登山口での安全対策の再確認、ヒグマの出没状況に応じた登山道の閉鎖を行うことなど、安全対策の徹底ということで図ったものです。ヒグマの生息域となる自然公園、こういったところを訪れるということでもありますので、そういった場合は人身事故を防ぐために、関係者の皆さまとともに地域の実情に応じた安全対策を徹底していくことが重要になります。こうした羅臼岳の対応も踏まえながら、引き続き自然公園などを安心して皆さまに利用していただけるように、取り組みをしていきたいと考えています。
 
(北海道新聞)
 大きく分けて2テーマあります。まず一つ目、IRについて、道は今定例会に基本的な考え方の改訂素案を示し、議会で議論されました。質問では、各会派から来年5月から11月の国の候補地選定に向けた公募に申請するかどうかを、いつ判断するのか尋ねるものが相次ぎましたが、道は今年の3定(第3回定例会)に改定案を示すということを繰り返し答弁されました。あらためて、来年5月から11月の公募に手を挙げるかどうかの判断を、知事としていつされるお考えなのか、現時点で教えてください。

(知事)
 今ご質問の中でもまさに触れていただきましたけれども、今議会においては、IRに関する基本的な考え方の改訂素案について、ご報告をさせていただきまして、特に素案取りまとめの考え方ですとか道民の理解ですとか、ギャンブル等依存症対策などの課題についてご議論をいただきました。今後ですけれども、道としては、北海道におけるIRの方向性、現在のギャンブル等依存症に対する対策、地域課題解決のための納付金の活用策などを論点といたしまして、市町村や事業者など関係者の皆さまにもこの素案をご覧いただきまして、ご意見をお伺いしながら、有識者懇談会でメリット・デメリット両面から議論をすると。そして、先ほどこれもご質問にありましたけれども、9月開会予定の第3回定例道議会に基本的な考え方の成案をお示しできるように、今後、検討を着実に進めていくということでして、現時点においてはこういう考えです。

(北海道新聞)
 繰り返しになりますけれども、来年5月から11月の国が定めた申請期間というのを踏まえると、仮に申請するのであれば、任期中に申請するという判断をされないと、その後の手続きの時間がかなりタイトになるのかなと予想されます。任期中に判断されるお考えがあるのか教えてください。

(知事)
 先ほどお話したとおりで対応していきたいと考えています。

(北海道新聞)
 続いて、宿泊税の関係で伺います。北海道観光機構が宿泊税の一部を基金に積み立てる必要性というのをあらためて訴えています。今年4月の導入に当たって、道は積み立てをしないと、その代わりに1億5千万円の危機対応分を計上するという対応をされていますが、あらためて積み立てについての知事のお考えを教えてください。

(知事)
 これは観光機構とも、さまざま協議してきた中で当初予算編成をしていますので、危機対応予算も含めさまざま協議した中でご理解はいただいているところです。この点はしっかりコミュニケーションをとっているということは申し上げたいと思います。
 機構会長が総会の場で、「宿泊税を活用した危機対応については、今後も北海道と協議を継続していく」という趣旨でご発言をされたということはお聞きしています。道としても、この宿泊税を活用する施策については、今後も観光機構をはじめとする関係団体の皆さまや、市町村、宿泊事業者の皆さまなどからご意見を伺いまして、宿泊者の受益などの観点から、宿泊税充当の原則的なルールというものがありますので、そこに照らし合わせながら、ご質問にあった危機対応をはじめとする地域課題やニーズに即した施策になるように、検討を進めていくという考えです。そういった考えの下、進めていきたいと考えています。

(HTB)
 先ほどJR北海道が会見で、黄線区を含めた線区別の収支について会見されました。依然として黄線区が赤字ということも触れられていて、また、自治体の上下分離についての協議もまだ入っていないということも明らかになったのですけれども、そうした状態についてあらためて知事の考えと、今後JRに求めていきたいことというのを教えていただけますか。

(知事)
 JRにも度々、現在の状況については確認させていただいているところですけれども、JR北海道のほうからは、地域の皆さまから厳しい意見を受けまして、より丁寧に進めていくために、国など関係者と引き続き調整中ということでして、それ以上ではないということでした。JRは国から監督命令を受けています。今年度中に抜本的な改善方策を取りまとめなければならないという状況にありますので、私としては、関係者と幅広く議論していくことが必要であると思っています。ただ、協議を進めるに当たっては、地域の皆さまと目線を合わせる、こういうことが極めて重要だとは考えています。JRには、慎重かつ丁寧に対応していただきたいと考えています。

 

この文章については、読みやすいよう、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどを整理し作成しています。(文責 広報広聴課)

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