江差高等看護学院長 挨拶
本学院は、平成10年(1998年)に開校した檜山管内唯一の看護師養成校(3年課程)です。恵まれた自然、歴史と伝統を誇る江差文化の中で、一人一人の学生の持てる力と主体的に学ぶ姿勢を大切にし、よりよく生きるための豊かな人間性を培い、看護の専門的知識・技術を修得して、地域の人々の健康と福祉の向上に貢献できる看護の実践者を育成することを目的に設置されています。
道立である江差高看は、学費等が安く、修学資金制度(道・市町村)を活用すれば更に費用面での負担を減らすことができるほか、学生寮(女子のみ)の設置による安心できる生活環境の確保、社会人入学生の積極的な受け入れなども行っています。近年、少子化の影響等により、入学者数は減少傾向にあり、各学年の学生数は一桁となっていますが、異学年交流や個別に丁寧な教育を実施するなど、少人数だからこそできる取組を進めています。また、檜山地域の特徴や道立の強みを活かし、学生が必要な体験を積めるよう、奥尻島での生活を学ぶ実習や札幌医科大学附属病院等で高度医療と地域医療との連携を学ぶ実習のほか、最新の生体シミュレーター導入による看護実践能力の向上などに取り組んでいます。
学院生活では、自治会活動やほめ活推進プロジェクト、江差高看まつりを実施するほか、地域のイベントやボランティア活動への参加など、江差高看ならではの経験や学びがあります。江差高看では「学生が安心して学ぶことができる、地域に開かれた学院」を目指しています。
皆さんが江差高看で学び、それぞれが目指す新たな時代を担う看護師になれるよう、職員一同で必要なサポートを行っていきます。ともに頑張りましょう。
北海道立江差高等看護学院 学院長