令和5年度の学院生活の様子など掲載します。
3月
新たな旅立ちです。
4日 卒業証書授与式
江差町照井町長、道立江差病院若林副院長など、多数のご来賓の臨席を賜り、令和5年度卒業証書授与式を挙行しました。
3年ぶりの校歌斉唱も練習の成果が発揮され、素敵な歌声が響きました。
卒業証書を手にした3年生の皆様、学院で学んだことを十分に発揮し新たなステージでご活躍下さい。
2月
勝負の月です。
9日 国家試験出発式
3年生が、第113回看護師国家試験に向けて札幌に出発しました。1・2年生が教室の窓から手を振って応援してくれました。
15、29日 校歌を歌おうプロジェクト
コロナ禍を経て、久しぶりに卒業式で校歌を斉唱することとなり、作曲者の佐々木茂先生にご指導いただきました。歌唱練習の他、学年毎のグループに分かれ、校歌の意味を考え発表しました。卒業式本番では、歌詞に込められた思いをかみしめながら、江差高等看護学院の誇りと希望を胸に、歌声を響かせます。
19日 こころのライブ授業
いのちの電話の事務局長さんによる講話と、「希望を歌うロックバンド」ナイトdeライトのライブで構成されたイベントを実施しました。江差高校、上ノ国高校の生徒さんもお招きし、大切な人が悩んだり困った時にどうすれば良いか、自分が悩みを抱え困った時にどうすれば良いかを考えました。「生きててくれてありがとう」「わがまま」「桜」などアンコールを含め6曲が披露され、参加した約150名が一緒に盛り上がりました。
21日 食事援助演習 1年生
1年生の看護技術・食事援助の演習です。目隠しをして食事する体験や、麻痺がある方の食事援助を学びました。体験後、患者様が食事を楽しむためにはどうしたら良いかを話し合い、学習を深めました。
1月
新しい年のスタートです。
16,17日 保護者面談
今年度2回目の保護者面談をオンライン等で実施しました。学生の学習状況などを説明し、就職や進学などに関する相談にも対応しました。今後も定期的に面談を行い、保護者の皆様との信頼関係の構築に努めていきます。
25日 学内演習(模擬患者)1年生
1年生の初めての病院実習が29日から開始される前に、昨年度に引き続き地域の住民3名の方に模擬患者としてご協力いただき、バイタルサイン(体温、血圧など)測定の演習を実施しました。学生は大変緊張していましたが、地域の方々のご協力を得ることで、実践的な演習を行うことができました。参加した住民さんからは、温かい励ましのお言葉をいただき、病院実習に向けて気が引き締まりました。
12月
今年は雪の少ない冬です
7日 統合実習報告会(3年生)
3年生最後の実習「統合実習」の報告会を行いました。
統合実習では、見学実習を通して、看護師長の病棟管理、リーダーシップの実際を学びました。
チームナーシングを7日間体験して情報共有の大切さ、タイムマネジメントでは自分のペースで行動するのではなく、チーム内で役割を意識しながら行動することを実感できました。
患者様が望む姿に近づけられるよう看護を実践することが大切であると発表していました。
15日 成人看護方法演習(2年生)
周手術期にある患者様の看護について、事例を用いて演習を行いました。
学生達は、実際の患者様に関わるように、身体面だけではなく心理面・社会面に配慮した看護を実践していました。実習の学びを生かし、意見交換も活発に行われていました。
15日 今年最後のほめ活表彰式
今年度2回目のほめ活週間(10/23~27)は、過去最高のカード枚数を記録し、さらに学生全員が誰かにほめられるという結果になりました。
日常生活でも、感謝の気持ちを言葉にする、相手の小さな変化にも気がつく、助け合う、支えあうという姿勢がより強くなっているように感じます。
今回の表彰式では、カードに書かれたコメントを抽出し、一人一人に表彰状を贈呈しました。自信を無くしかけた時には、自分の良いところを思い出して励みにしてくれると良いと思います。
また、表彰式には当日実施していた教員インターンシップ受講生も参加し、学院の取り組みを見学していただきました。
20日 クリスマス会
学生自治会(1,2年生)で毎年実施している道立江差病院の入院患者様とのクリスマス会では、今年はクリスマスカードの配布とともに、5年ぶりのハンドベル演奏を行うこととし、学生は昼休みなどの空き時間を利用して練習していました。
当日は緊張していましたが、一生懸命演奏している学生の姿は頼もしく、患者様にも喜んで頂けました。
演奏終了後は、聴きに来てくれた入院患者様、病室にいる患者様へ学生自らクリスマスカードをお届けしました。
20日 基礎実習準備(1年生)
1月からいよいよ初めての病院実習が始まります。実習に向けて、学生たちは課題や試験と並行して、毎日技術練習に励んでいます。
実習で想定される場面を用いたシミュレーション演習(教員が患者となり、学生がバイタルサイン測定を実施)を行い、練習の成果を発揮していました。
11月
着実に冬の足音が近づいてきていますが、気温差が激しい月でした。
1日 健康とスポーツ(3年生)
唯一の運動の授業で、身体機能の維持・増進に必要なプログラムを実際に行い学んでいます。
9日 学内清拭演習(1年生)
10月の口腔ケアの演習に続き、清拭の演習を行いました。
体調不良などで入浴できない日が続いてしまうと、体に痒みが生じてしまうこともあり、誰にとっても不快です。演習を通じて患者さんに負担をかけず、不快感を軽減するための技術を学びました。教員のインターンシップに参加された方にも、演習を見学して頂きました。
11日 ニシンチャレンジカップに参加しました。
「江差の五月は江戸にもない」と言われるほどかつてはニシン漁で栄えた江差町。
現在の江差町もニシンで盛り上げていこうという地域の取り組み「ニシンチャレンジカップ」に参加しました。
実行委員会より高看まつりで行ったミニ縁日「ニシン一本釣り」を行って欲しいとのリクエストがあり、7月の高看まつりに実習で参加できなかった3年生を中心に、1年生も含め5名で参加してきました。大人から子どもまでたくさんの来場者があり、学生も楽しそうに行っていました。
17日 高齢者体験演習(1年)
老年看護学概論の演習で高齢者体験モデルを装着し、高齢者体験を行いました。
身体的変化と生活のしづらさを体験を通して実感できたようです。
10月
紅葉も美しく、秋が深まってきました。
2~18日 人と生活を知る実習(1年生)
地域でさまざまな暮らし方をしている方と接し、「人が暮らす」ことの理解を深める目的で実習しました。
地域の小中学校や、役場、デイサービスセンター、老人ホームなど様々な場所で学び、今年度からは奥尻島での2泊3日の実習を行い、島民の方からも貴重なお話を伺うことができました。
15日 北海道警察学生ボランティア(Jumpers)活動
全国地域安全運動、秋の全道火災予防運動に伴う江差警察署、江差消防署の合同出動式に2年生4名がボランティアとして参加しました。
消防署前での出動式の後は、警察署の方の車に分乗し、町内を巡回しました。
巡回終了後は、江差警察署にてパトカーの説明を聞くなど、防犯意識を高めていました。
23日 今年度最後のほめ活ウィーク
今年度最後のほめ活です。みんなたくさんのカードを書いてくれたので、用意したボードに貼りきれず、ボードを追加しました。
今後お互いに投票しながら大賞を選考します。大賞が誰になるか楽しみですね。
30日 調理実習(1年生)
栄養学の授業で調理実習を行いました。作ったのは糖尿病食(生姜焼き定食)でした。講義で学んだことを活かし、制限食でも、美味しく満足できる工夫を実践することができました。最後はみんなで美味しくいただきました。
31日 学内演習(口腔ケア演習 1年生)
看護方法の演習で口腔ケアについて学びました。
適切な力加減を学べるよう、キッチンスケールで力の入れ具合を測定し、学生同士で実践しました。
9月
前半は残暑が厳しく、後半は秋らしくなりました。
23日 地域ボランティア活動
江差町社会福祉協議会で行っている「高齢者等お出かけサロン」にボランティアとして参加しました。
当日は江差高校生と一緒に活動し、地元のスーパーなどで地域の方々の買い物のお手伝いを行いました。参加した学生からも楽しかったとの声が聞けました。
「私の学校自慢」感謝状をいただきました!
一般社団法人日本看護学校協議会が実施する「第2回私の学校自慢」に、昨年度実施した地域住民を模擬患者として招いた演習について、取組の成果をまとめ応募しました。
残念ながら入賞は逃しましたが、感謝状をいただきました。あらためて、地域住民の皆さまの力を借りて地域の中で学生を育てることの意義を実感しました。
感謝状 (PDF 401KB)
報告書「地域住民を巻き込んだ演習への取り組み~地域の中で育てる~」 (PDF 659KB)
8月
記録的な暑さが続いた夏でした。
1、2日 3年生札幌実習
2日間に渡り、道立子ども総合医療・療育センターと札幌医科大学附属病院において、「高度医療の実際と一般医療との連携を学び看護師の役割を学ぶ」ことを目的に、病院の機能と看護の特性について説明を受け施設を見学しました。
高度医療で働く看護師の姿を見て、自分の将来のキャリア(専門看護師・認定看護師等)についても考える機会になったようです。
8、9日 保護者懇談会
学院では年2回オンライン等を利用して、全学生の保護者と個別に面談しています。学生の学習状況などを説明し、就職や進学に関する相談を行いました。次回は冬休み期間に実施を予定しています。
おまけ
今年の全国的な猛暑については江差町も例外ではなく、連日30℃を超え、非常に暑い夏でした。
学院全ての窓を開放していたところ大量のアブが入ってくることから、虫除けの「オニヤンマ」を参考に、窓にオニヤンマの写真を貼ったところ、驚くほどアブなどが入ってくることがなくなりました。オニヤンマの力は偉大でした。
7月
今年も夏が来ましたが、例年になく暑い日が続いています。
2、9日 ボランティア活動(かもめ島まつり、江差高校体育祭)
昨年度に引き続き、今年も学生が地元のお祭りや江差高校体育祭でボランティア活動を行いました。
特に江差高校体育祭は例年になく気温が上昇しましたが、高校生が熱中症にならないよう、学生が飲み物等をテントに運ぶなど丁寧に対応していました。
22日 江差高看まつり(地域型オープンキャンパス)
28日 看護師国家試験合同ガイダンス
学生は7月31日から4週間の夏休みに入ります。その前に全学年合同の国家試験ガイダンスを実施しました。
3年生にとってはこの夏休みをどう過ごすかが重要になりますし、1、2年生にとっても今から国家試験を意識することは重要です。
6月
江差町も過ごしやすい時期となりました。
1日 母性看護学概論授業(2年生)
母性看護学概論の授業の中で、妊娠や出産に関する歴史について、各々調べたことを発表しました。
弥生時代から明治・大正時代の出産の歴史から女性と子どもに対する考え方や医療が、現代までどう変化していったかということを学びました。
21日 江差の文化と伝統芸能(1年生 フィールドワーク)
学院の特徴である「江差の文化と伝統芸能」の授業の最終日に、実際に町内を探索するフィールドワークを行いました。
江差町の魅力を感じたり新たな発見をした1日となりました。
22日 基礎化学(物理)授業(1年生)
基礎化学(物理)の授業の様子です。
講師の先生が様々な道具を用いて、人の動きと歩く・走るの速度変化について、実際に計測しわかりやすく教えていただきました。
5月
3年生は長期間におよぶ臨地実習がスタートしました。
12日 寮設備の充実
学生寮では金曜日の夜から土日は食事の提供がないことから、学生から簡単な調理を行いたいとの要望があり、ホットプレートを設置しました。
使い方、片付け方の説明を兼ね、学院の調理実習室で実演会を行いました(たこ焼き、焼きそば、ホットケーキ)。
18日 母性看護学実習(3年生)
八雲総合病院で実施している母性看護学実習の様子です。
分娩台に実際に乗って、助産師役、産婦役などシュミレーションを行いました。
23日 今年度初めての「ほめ活」表彰式、北海道警察学生ボランティア講習(1年生)
昨年度から引き続き実施しているほめ活ですが、1年生も積極的に参加し、たくさんの人をほめ、また、ほめられていました。
北海道警察学生ボランティアの講習を受講しました。
毎年実施しており、受講後は、学生ボランティアに登録されます。簡単な護身術も教えていただき、教室で練習しました。
26日 学校関係者評価会議
令和5年度学校関係者評価会議を開催しました。
学院全教職員による学院運営評価、学生による授業評価をもとにした自己評価結果について、学校関係者の方々に報告しました。
国家試験対策
スキマ時間を活用した国家試験対策として、階段に、脳神経や必須アミノ酸を貼りました。
「語呂合わせ」や「替え歌」などを読み上げながら階段を昇っている様子があります。
4月
例年になく早い春の訪れと新入学生も加わり、新たな学院生活が始まりました。
7日 入学式
江差町長、江差病院長などの来賓にご臨席頂き、入学式を執り行いました。
新入生も緊張した様子でしたが、これから3年間一緒に学んで行きましょう。
11日 学院案内、避難訓練
学生自治会による新入生への学院案内がありました。
先輩方が学院施設を案内したり、利用方法の説明を行っております。
同日、健康診断、その後、避難訓練を行いました。天候が悪かったため、講堂への避難に変更となりましたが、消火器の使用方法などを学びました。
18日 ユニフォーム合わせ
1年生が実習で着るユニフォームのサイズ合わせを行いました。
デザインは昨年度と同じですが、真新しいユニフォームを前にして、看護学生としての実感が沸いたのではないかと思います。
23日 江差町クリーンアップ大作戦
江差町で実施した清掃活動にボランティアで学生、教職員合わせて6名で参加してきました。
日曜日の朝からの実施でしたが、入学したばかりの1年生も参加し、観光地であるかもめ島の海岸の清掃を行いました。
今年度も積極的に地域との交流を進めていきます。
27日 江差追分授業
当学院の授業の特色の1つである「江差の文化と伝統芸能」の江差追分の授業最終日です。
1年生全員、江差追分を歌えるようになりました。授業の最後に浅沼春義師匠や、昨年度江差追分江差地区発表会少年の部の優勝者である高島紫音さんなど3名の方が、江差追分やソーラン節などを披露してくれました。
高島さんは中学生でありながらすでに10年の経験があるとのことで、講師からは、どんなことでも積み重ねすることが大切なので、しっかりと看護の勉強を積み重ねていって欲しいと激励を受けました。
また、当日は学院の様子について、ラジオ番組の取材があり、授業の様子についても録音していきました。
28日 睡眠講話
学院長が講師となり、全学生を対象に睡眠にかかる講話を実施しました。
これから実習や勉強で忙しくなる中、効率的に睡眠をとり、体調管理をしていって欲しいと思います。