道では、電子処方箋の活用・普及の促進を図るため、保健医療機関、保険薬局の電子処方箋導入に係る費用に助成することとしました。
※国の補助金(ICT補助金)に加えて助成します。
申請の流れ
※本事業の助成を受けるには、事前に電子署名を行うための準備(HPKIカードの発行申請等)、電子処方箋の導入、国(社会保険診療報酬支払基金)の電子処方箋管理サービスに関連する補助金の交付決定を受けていること、が必要となります。
●HPKIカードの発行等について
厚労省HP(https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html)に掲載の「準備作業の手引き」をご参照ください。
●電子処方箋の導入について
貴院で使用している電子カルテやレセコンのシステム事業者にご相談ください
●国(社会保険診療報酬支払基金)の電子処方箋管理サービスに関連する補助金
医療機関等向け総合ポータルサイト( https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=ep_top)をご参照ください。
1. 申請時点で、国の補助金の交付決定を受けている場合
2. 申請時点で、国の補助金の交付決定を受けていない場合
助成対象
国(社会保険診療報酬支払基金)の補助金(以下「ICT補助金」)の交付決定を受けた保険医療機関、保険薬局
申請区分、助成率、上限額
① 基本機能部分
電子処方箋管理サービスを初期導入(③に掲げるものを除く)するために行うシステム改修等(※)に係る費用
※システム改修等とは、レセプトコンピューター及び電子システム等の既存システムの改修、導入に付随する保険医療機関等職員への実施指導等をいう
② 追加機能部分 ※既に基本機能を導入している施設
電子処方箋管理サービスの初期導入とは別に新機能(※)を導入するために行うシステム改修等に係る費用
※新機能とは、「電子処方箋管理サービスの導入に関するシステムベンダ向け技術解説書」に掲げられた「リフィル処方箋」「口頭同意による重複投薬等チェック結果の閲覧」「マイナンバーカード署名」「処方箋ID検索」「調剤結果ID検索」に関する機能をいう
③ 基本機能+追加機能部分 ※同時導入
電子処方箋管理サービスの初期導入と新機能を同時に導入するために行うシステム改修等に係る費用
実施要綱、交付要綱
申請方法
郵送のみの受付となります。 申請受付開始:令和6年12月2日(月)から
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必要書類
1. 申請時点で、ICT補助金の交付決定を受けている場合
①申請書兼実績報告書 (XLSX 36.5KB)
②電子処方箋導入に関する領収書(写し)及び領収書内訳書(写し)
③国(支払基金)から発行された電子処方箋導入に係る補助金交付決定通知書(写し)
2. 申請時点で、ICT補助金の交付決定を受けていない場合
<申請時>
①申請書 (XLSX 36.4KB) ※申請書記載例 (XLSX 23.3KB)
②電子処方箋導入に関する領収書(写し)及び領収書内訳書(写し)
<実績報告時>
①実績報告書 (XLSX 36.4KB) ※実績報告記載例 (XLSX 16.4KB)
②国(支払基金)から発行された電子処方箋導入に係る補助金交付決定通知書(写し)
留意事項
道に助成金の申請をする前に、電子処方箋を導入し、ICT補助金を申請し、年度内に
ICT補助金の交付決定を受ける必要があります。
ICT補助金の交付決定を受けるまでに約2ヶ月程度の時間を要しますので、道の助成
金の活用を希望する場合は、早めにベンダに導入をご相談ください。
助成金の支払いについて
支給を決定した施設には、交付決定書、額の確定通知をお送りします。額の確定通知
を送付後、翌月の末を目処に支払う予定です。なお、3月中に道助成金の額確定通知が
送付された施設には、3月末に支払う予定です。
※ 「診療(調剤)報酬の請求及び受領に関する届」に記載の振込口座へ振り込みます。
(債権譲渡先への支払いは行いません。)
よくある質問
電子処方箋導入に関する実態調査結果
本道での事業実施に向けて補助対象施設における電子処方箋導入を検討する際のベンダ(販売店)対応等について、令和6年9月に実施しました。
問い合わせ先
●受付時間 平日 8:45~17:30
●受 付 先
・道立保健所管内の病院・診療所・薬局は、最寄りの道立保健所
・上記以外(札幌市、旭川市、小樽市、函館市)の病院等は、
北海道保健福祉部地域医療推進局医務薬務課
電話 011-231-4111
病院・診療所担当:医務係(内25-351、25-350、25-402)
薬局担当:薬務係(内25-331)