危険ドラッグは、繁華街などのアダルトショップや、インターネットなどで「合法」であると偽って販売されていますが、覚醒剤や麻薬などの規制薬物よりも危険な物質が含まれていることもあり、一般的な定義が無く、麻薬と同じような幻覚や興奮を引き起こす大変危険な薬物です。
北海道内でも、合法ハーブ等と称して販売される薬物(危険ドラッグ)を吸引して、意識障害や嘔吐、けいれん、錯乱などを起こし、救急搬送された事例や死亡事故・事件が多発しています。
平成26年9月には道内で全国初の流通が確認された危険ドラッグにより、わずか6日間で道内において1人が心肺停止となったほか、9人が意識障害で救急搬送されました。
また、平成26年11月には、札幌市内で危険ドラッグを使用し、女子高校生に重傷を負わせる人身事故が発生しました。危険ドラッグによる全国の検挙数も、平成25年の37人から平成26年の492人に急増しています。