第四期北の大地☆子ども未来づくり北海道計画
北海道では、平成16年10月に、子どもの健やかな成長に適した豊かな自然環境など、北海道の特性を十分に生かしながら、社会全体で出産や子育て、子どもの成長をしっかりと支えることができる社会を目指すことを目標とした「北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例」(以下「条例」という。)を全国に先駆けて制定し、平成17年度から3期15年にわたり、少子化対策に取り組んできました。
しかし、合計特殊出生率は全国平均を下回り、未婚化・晩婚化や核家族化の進行などにより、全国を上回るスピードで少子化が進行しており、その流れを変えるまでには至っていません。
また、全国的に見ても、出生数が平成28年に初めて100万人を割り込むなど、少子化が進行する中、国は平成29年12月に閣議決定された「新しい経済政策パッケージ」において、幼児教育や高等教育の無償化、待機児童の解消など、子育て世帯や子どもたちに、大胆に政策資源を投入することとしています。
こうした、国の動向や本道における少子化の状況、第三期計画の評価結果を踏まえ、ライフ・ステージに応じた切れ目のない支援を行うため、第四期計画を策定し、今後5年間の少子化対策の具体的な施策や目標などを定めることとします。