北海道不妊治療等助成事業のご案内

事業の概要

北海道では、不妊治療を受けている方の治療費や交通費等の経済的負担を軽減するため、不妊治療費等助成事業を実施しています。

対象は、医療保険適用の不妊治療と併用して実施した先進医療です。

申請先は、お住まいの市町村になります。

※自治体により助成内容は異なります。

1.対象となる先進治療

医療保険適用の不妊治療と併用して実施した先進医療が対象です。
(先進医療を単独で実施した場合は、対象となりません。)

  • 子宮内膜刺激術(SEET法)
  • タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養
  • 子宮内膜擦過術(子宮内膜スクラッチ)
  • ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI)
  • 子宮内膜受容能検査1(ERA)
  • 子宮内細菌叢検査1(EMMA/ALICE)
  • 二段階胚移植術
  • 子宮内細菌叢検査2(子宮内フローラ)
  • 子宮内膜受容能検査2(子宮内膜受容期検査)(ERpeak)
  • 強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術(IMSI)
  • 膜構造を用いた生理学的精子選択術 (Zymot)
  • タクロリムス投与療法
  • 着床前胚異数性検査

令和5年11月現在の情報です。最新情報については、厚生労働省ホームページをご確認ください。

2.対象となる方

  1. 不妊治療の開始日が令和5年4月1日以降であること。
  2. 不妊治療の開始日の妻の年齢が43歳未満であること。
  3. 夫婦のいずれかが、道内に住所を有し婚姻していること。(事実婚を含みます。)

3.助成の内容

治療費

助成対象

医療保険適用の不妊治療と併用して実施した先進医療にかかった自己負担分の10分の7(35,000円を上限)を助成します。

助成の回数は、保険診療の回数に準じます。治療開始日の妻の年齢が40歳未満の夫婦は6回まで、40歳から43歳未満の夫婦は3回までです。(1子ごとに回数はリセットできます。)

1回の考え方

1回の基本的な考え方

治療を終了した場合

保険診療が適用されない場合

移植に至るまで複数回採卵する場合

検査のみの先進医療を受診する場合

交通費等

自宅から医療機関までの距離が片道25kmを超える方を対象に、距離に応じ、交通費等の一部を助成します。

4.申請の手続き

お住まいの市町村の申請書と必要書類を添えて、市町村窓口へ申請してください。

申請期限がありますので、ご注意ください。

5.お問合せ

お住まいの市町村

北海道保健福祉部子ども政策局子ども政策企画課

北海道では不妊・不育に関する相談をお受けしています

不妊専門相談センター

医師が不妊症や不育症に関する専門的な相談に応じています。

場所:おびひろARTクリニック(帯広市東3条南9丁目3番地)

電話番号:0155-67-1162

メール相談:office-oac@keiai.or.jp

  • 相談は、月曜日から土曜日にメールにて受け付け、随時、回答します。
  • 専門相談は、クリニックの医師が担当します。

女性の健康サポートセンター

保健師等が女性のライフサイクルに応じた様々な悩みや不安に対して、広く相談を受けています。

場所:全道26ヶ所の各道立保健所

札幌市、旭川市、函館市、小樽市にお住まいの方は、各市の保健所にご連絡ください。

面接(予約制)、電話相談どちらも受け付けます。

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