冬にも食中毒は発生しております!!
例年、冬季(11月~3月)には、ノロウイルスによる食中毒が多く発生しております。
年 | ノロウイルス による食中毒 件数 | ノロウイルス による食中毒 患者数 | 道内全食中毒 (ノロウイルス含む) 件数 | 道内全食中毒 (ノロウイルス含む) 患者数 |
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令和2年 | 3件 | 110人 | 113件 | 339人 |
令和3年 | 5件 | 130人 | 102件 | 327人 |
令和4年 | 0件 | 0人 | 111件 | 142人 |
令和5年 | 4件 | 70人 | 100件 | 352人 |
令和6年 (10月末現在) | 8件 | 391人 | 67件 | 480人 |
○ ノロウイルスとは?
ノロウイルスは、ウイルスの中でも特に小さく、球状をしたウイルスです。
食品中では増えず、感染した人の腸内で増殖します。
調理従事者の手指を介して汚染された食品を食べた場合や、汚染された貝類を生あるいは十分に加熱せずに食べた場合に発症します。
また、このウイルスは感染症が強いため、感染者の便や吐物による二次感染も報告されております。
○ ノロウイルス食中毒の予防対策
次のことに注意し、飲食店や食品工場、集団給食施設など食品を取り扱う施設はもとより、家庭においても、ノロウイルスの食中毒を防ぎましょう。
・調理前、作業の変わり目、トイレの後などには必ず手指を十分に洗いましょう。
・冷蔵庫で生の食材と調理済み食品等を保管するときは、それぞれ分けて保管しましょう。
・まな板、包丁、ふきんなどは、使用のたびによく洗浄、消毒、乾燥し、常に清潔に保ちましょう。
これらの調理器具は、洗剤などを使用し、十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度
200ppm)で浸すように拭くか、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱することが有効です。
・食品取扱い施設では、従事者の健康状態に常に気を配り、お腹の具合が悪いときなどは、直接食品に
接触するような作業は控えましょう。
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