一般行政B 中里 海斗
中里 海斗（なかさと かいと）
上川総合振興局保健環境部環境生活課自然環境係
主事（2020年4月1日現在）
2017年度採用 4年目
【出身及び出身校】
旭川市出身
北海道旭川永嶺高等学校 卒業
【経歴】
2017年4月採用 上川総合振興局保健環境部環境生活課道民生活係
2019年4月 現所属
道職員を目指したきっかけを教えてください。
高校生の時、北海道職員の業務説明会で、道職員の仕事は、北海道という広域で幅広い分野に関わっていくことができるという他にはない強みがあると感じました。そこから興味を持ち始め、仕事内容を調べたところ、元々興味のあった自然環境の活用や保全などに関係する分野があり、北海道各地域の自然に関わっていけるのはこの職場だけだと考え、目指し始めました。
現在担当している仕事について教えてください。
主に、自然公園施設の管理を担当しています。自然公園施設とは、景勝地にある公衆トイレや野営場など様々ありますが、その施設の定期的な管理を業者に委託することや、実際に現地に行って施設の状況を確認するといった内容になります。
その他に、山の環境問題や高山植物の盗掘防止などを知ってもらうための山岳ツアーや、登山道を補修するためのイベントを開催するなど、自然環境の保全に関係する様々な仕事をしています。
今の仕事のやりがいは何ですか。
自然環境行政は、北海道のみで解決するものばかりではないので、関係機関や団体・会社、場合によってはボランティアの方など一般の方にも協力をいただいて行うものもあります。
それぞれ立場は違いますが、例えば、自然を守りたいといった目標を同じにする方々と、一丸となって取り組み、1つ1つの作業を終えたときには、とてもやりがいを感じます。
北海道職員になって
入庁前と入庁後のイメージの変化を教えてください。
入庁前のイメージは、第1に「黙々と仕事をしていそうで職場内の雰囲気が暗そうなイメージ」、第2に「デスクワークばかりしていそうなイメージ」がありました。
1つ目については、実際に働いてみると仕事の中で笑いなどもたくさんあり、想像していた暗そうなイメージとは真逆でした。上司の方や先輩方も優しく気さくな方ばかりで楽しく仕事ができています。
また、2つ目では、意外にも外勤・出張など職場外での仕事が多く、私自身で言えば、施設管理やイベントのために山に登ったりすることもあるくらいです。課でも交通安全の行事やコンサートなどのイベントに関する仕事もあるので、デスクワークばかりということは全くありませんでした。
北海道職員の魅力は何ですか。
北海道庁という1つの職場でも、北海道の各地域には特色があり、どこも全く同じ仕事をしている訳ではありません。その地域ならではの仕事を経験することが出来ると思いますし、勤務地として様々な地域に行くと、住むことでしか分からない北海道の新しい魅力に気づくことが出来ると思います。こういった地域の特色を楽しみながら仕事が出来るということが1つの魅力だと考えています。
そして、「若い人でも働きやすい職場環境がある！」というのも魅力の1つだと思います。この職場には、これから就職を考える皆さんとも年齢の近い若手職員がたくさんいるので、業務のサポートが受けやすく、困ったときの相談がしやすいと思いますし、仕事外でも若手職員同士で集まって食事や遊びに行ったりと、とても充実した社会人生活を送れると思います。
私自身は入庁当初からこの職場環境の良さを1番の魅力だと感じていて、皆さんも入庁後に同じように感じてもらえるのではないかと思います。
終業後や休日の過ごし方を教えてください。
終業後は、ランニングなど運動をしていることが多いです。上司の方や先輩方、同期と食事に行く機会もかなり多く、終業後も楽しく充実した時間を過ごせていると感じています。休日は、北海道各地の観光地や風景、ご飯屋を巡るなどをしてリフレッシュしています。
また、職場のフットサルチームに入っているので、練習があるときはそれにも参加しています。休みがしっかりあるので、自分の時間を大切にしつつ仕事ができていると感じています。
北海道職員になるために行った試験対策があれば教えてください。
教養試験は、出題数の多い科目は重点的に勉強していましたが、出題数の少ない科目でも点数を取れるようまんべんなく勉強することを意識していました。出題数が少ないと捨て科目にされがちなので、他と差を付けるポイントになると思います。作文試験は、文章の書き方を理解するために、作文模試の回答例を読むようにしていました。
また、面接試験では、先生や同級生と何度も模擬面接をしていました。面接の雰囲気に慣れるため、できるだけ多く模擬面接をすると良いと思います。
最後に北海道職員目指す方へメッセージをお願いします。
職場には、他にも色々な魅力や面白さがあると思います。
1人でも多くの方に来ていただいて、皆さん自身の思う面白さや魅力を感じていただけたら嬉しいです。私自身、皆さんとお会いできることを心待ちにしています！
受験期間は辛いこともたくさんあると思いますが、ぜひ最後まで頑張ってください！
