平成28年に18歳から投票ができるようになり、選挙がより身近なものとなった高校生や大学生等の政治や選挙への関心を高めるため、道内の高校生や大学生等から明るい選挙をすすめる「まんが」を募集した結果、46作品の応募がありました。
審査の結果、次のとおり特選1点、委員長特別賞1点、優秀賞3点、入選5点を決定しました。
特選
北海道芸術高等学校札幌サテライトキャンパス1年 福 永 和 紗 さんの作品
【作品の感想】
・18歳を迎えた若者とキャラクターの対話形式でストーリーを描くことで、若者が感じている選挙に対する疑問点や不安をうまく解消し、読み手に「投票に参加しよう」と思わせる作品になっている。
・選挙の仕組みについて、多くの情報量を盛り込んだ点を高く評価したい。また、ストーリーを練られており、読者を引き込む工夫が随所に見られた。
委員長特別賞
北海道芸術高等学校札幌サテライトキャンパス1年 川 村 柚 香 さんの作品
【作品の感想】
・ストーリー性がわかりやすく、投票意欲を高揚させるストーリーとなっていた。
優秀賞
北海道芸術高等学校札幌サテライトキャンパス1年 堀 江 理 央 さんの作品
北海道芸術高等学校札幌サテライトキャンパス1年 須 藤 凛 さんの作品
渡 部 百 恵 さんの作品
入選
市立札幌開成中等教育学校4年 樋 口 茉 耶 さんの作品
北海道釧路明輝高等学校3年 佐 籐 瑛 太 さんの作品
市立札幌平岸高等学校1年 野 村 蓮 乃 さんの作品
北海道室蘭東翔高等学校3年 矢 野 菜 々 恵 さんの作品
北海道芸術高等学校札幌サテライトキャンパス1年 菅 原 日 陽 さんの作品
応募作品全体を通して
・漫画をどのように表現すれば、同世代の若者に対してより効果的に訴えることができるか、よく考えられている作品ばかりであった。
・投票率について、中高年層の投票率が高い一方で、若者の投票率は低く、若者の意見が政治に反映しづらくなっていることを指摘する作品が複数あった。投票は貴重な権利であり、行使しないと不利益になることを指摘していることを評価したい。
・アクティブに活動する若者たちを意識し、期日前投票の仕組みを紹介する作品が多く、若者たちの立場や目線に立ち、投票を後押ししたいという思いが伝わってきた。
・ある程度限定されたテーマの中であっても、問題点を取り上げる切口や登場人物のセリフの中に、キラリと光る個性が感じられる作品も多かった。
作品を応募いただき、ありがとうございました!!