清水沢発電所(しみずさわ はつでんしょ)

発電所の概要

 清水沢発電所は、北海道炭礦汽船株式会社が炭鉱の自家用発電施設として夕張市清水沢地点に昭和15年5月に建設したものです。滝の上発電所と同様に、炭鉱の閉山等により自家用発電所としての目的を失ったこと等から、平成6年4月に譲渡を受け、道営発電所として運営をしています。なお、老朽化に伴い、平成29年度から改修工事に着手し、令和2年度までに水車発電機等の機械設備が完成したことから、令和3年4月より営業運転を再開しました。

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発電所の概要
運転開始 昭和15年5月(令和3年4月改修)
出力 3,490kW
年間発電電力量 16,711,730kWh(令和5年度実績) 
(一般家庭約6,100戸分)
注:1戸2,760kWh/年で換算
水車型式 1号機:カプラン
2号機:フランシス
発電所型式 ダム式

 

清水沢ダムの概要

 清水沢ダムは、当初発電専用の目的で建設され、上流に大夕張ダムが完成した後は、二股発電所の逆調整池としての利用や農業用水の確保にも利用されてきましたが、現在は、上流に農業用水確保の役目も担う夕張シューパロダムが完成したことにより、このダムに農業用水確保の役目がなくなったことから、発電専用ダムにするため、発電所同様、改修工事を行い、令和5年1月に完了しました。

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