北海道工業用水道事業経営健全化の取組(平成18年度~平成26年度)
北海道工業用水道事業は、過剰な設備を抱えて悪化していた経営の抜本的改善を図るため、国から経営健全化団体の指定を受け、平成18年度から平成26年度までの9年間にわたって「工業用水道事業未稼働資産等健全化対策」に取り組んできた結果、平成23年度から収益的収支が黒字に転換するなど一定の経営改善を図ることができました。
しかしながら、未稼働資産等の整理等に伴って生じた未処理欠損金は、平成25年度末において180億円と依然として多額であったことや、石狩湾新港地域工業用水道において契約水量が低迷しているなど、道営工業用水道事業は厳しい経営状況にあったことから、更なる経営基盤の強化を図るため、平成27年度から令和元年度までの5年間を計画期間とする「北海道工業用水道事業経営健全化計画」を策定することとしました。