北海道企業局とは?
「北海道企業局」は北海道が経営する地方公営企業です。再生可能エネルギーである水力を用いた発電を行う「電気事業」と、鉄鋼や自動車関連企業などの工場に工業用水を供給する「工業用水道事業」を行っています。電力を安定的に供給するとともに、工業用水を低廉かつ安定的に供給することにより、道民の安全安心な暮らしと北海道経済の発展に貢献いたします。
経営理念
豊かな自然と共生し、北海道の発展に貢献する
北海道企業局は、本道に豊富に賦存する様々なエネルギー資源を活用し、電力の地産地消や地域経済の活性化に不可欠な工業用水の供給を通じて、「安心安全な暮らし」、「北海道経済・産業の発展」、「環境保全や地域振興」に貢献します。
事業概要
より詳細な事業概要については、こちらからご覧いただけます。
電気事業
水力発電は、発電時に二酸化炭素を排出しない純国産エネルギーです。戦後の電力不足に対応するため、昭和28年に鷹泊発電所の運転を開始して以来、発電所の建設や民間企業からの取得により、現在では9発電所で運営を行っています。電気事業は、水力発電によるクリーンな電力を安定的に供給するのみならず、新エネルギー導入加速化基金への繰出や「地域新エネルギー導入アドバイザー制度」などによる地域への再エネ導入支援などを通じ、「ゼロカーボン北海道」実現に向けて取組を進めています。
工業用水道事業
工業用水は「産業の血液」とも呼ばれ、産業活動に欠かせないものです。昭和42年に室蘭地区で工業用水道事業を開始して以来、昭和45年に苫小牧地区、平成11年に石狩湾新港地域と現在3地区で営業を行っています。工業用水道事業は、鉄鋼、自動車、石油関連、クリーニング、リサイクル、食品加工、火力発電等様々な分野に「安全・安心・安価」な工業用水を供給し、各地区の産業を支えています。
企業局のあゆみ
北海道企業局の歴史をご紹介します。企業局のあゆみ
組織図
企業局は、公営企業管理者の下、局長及び次長並びに総務課、電気事業を担う発電課及び発電管理事務所(鷹泊及び夕張川)、工業用水道事業を担う工業用水道課及び工業用水道管理事務所(室蘭地区、苫小牧地区及び石狩湾新港地域)の体制となっています。
より詳細な組織図はこちらからご覧いただけます。
施設のご紹介
北海道企業局では、道内で9か所の発電所と4か所の工業用水道供給施設の運営を行っています。 その施設の一部をご紹介します。
士別市にあるポンテシオ発電所です。 | 夕張市にある滝の上発電所です。 |
道営では初めてのダム水路式発電所です。 | 旧建屋(右)はレトロな雰囲気があります。 |
夕張市にある沼の沢取水堰発電所です。 | 沼の沢取水堰発電所で利用されている |
堰からの河川維持用水を活用した発電所です。 | 水車発電機です。 |
道内初の工業用水専用ダムの幌別ダムです。 | 鷲別ポンプ場の様子です。 |
河口近くにある「海の見えるダム」です。 | 様々な企業に工業用水の供給を行っています。 |
PR動画
北海道企業局について、動画でご紹介します。