営繕工事におけるシックハウス対策については、平成15年度に「営繕工事におけるVOCの測定に係る取り扱いについて」を定め、化学物質を含まない建築材料を使用することや空気中の化学物質の濃度測定により、室内の化学物質の低減に努めてきたところですが、この度、設計、工事に対する配慮事項、VOC濃度測定方法、指針値を超過した場合の取り扱いなどに関して体系的に整理を行い「北海道公共建築工事シックハウス対策マニュアル」として取りまとめました。今後は、本マニュアルを建築局が整備する公共建築物におけるシックハウス対策の基本として取り扱っていくこととします。