補強方法

bar.gif

st07_l2.gif

住宅の耐震化のために

(3)補強方法

 診断で、安全と認められなかった場合、専門家の精密診断を受け、早めに補強・改築などの対策を行うようにしたいものです。
 補強方法には次のようなものがありますが、詳しくは専門家と相談の上決定します。

st07_l2.gif
 

基礎は鉄筋コンクリートに

  • 束石基礎や無筋コンクリートの基礎は、鉄筋コンクリートの布基礎にし、アンカーボルトを入れて土台と緊結してください。
kiso2.jpg kusare.jpg

腐ったり、シロアリに喰われた部材は取り替えを

  • 特に、台所・浴室の近くや北側の土台のまわりのように湿りがちのところは早く腐ります。
  • 土台を取り替え、柱は根継ぎとして金物で補強してください。この場合、防腐(防蟻)措置を忘れてはなりません。

土台・柱・筋かい、柱・はりなどの接合は金物等を使って堅固に

  • 柱と土台は金物などで結び付けて下さい。筋かいと柱(又は土台、はり)は、十分にくぎ又は専用の金物で止めつけて下さい。
  • はりの上下を羽板ボルトで引き止めるか、はり受金物を用い、抜け落ちないようにして下さい。
kanamono.jpg kanamono2.jpg

筋かいを入れたり、構造用合板を張って強い壁を増す

  • 柱、はりだけでは地震の力に抵抗できません
  • 筋かいをいれるか、又は、構造用合板(厚さ5mm以上)を柱、土台、はり・胴差、間柱・胴縁に釘で十分に打ち付けてください。
sujikai.jpg

壁の量を増やし、かつ、つりあいの良い配置を

  • 開口部(ガラス戸など)が多いほど地震に弱くなります。
  • 開口部を減らし、筋かいや構造用合板で補強された壁を増やしてください。隅部を壁にすると一層効果的となります。

st07_l2.gif

このページのトップへ

カテゴリー

住宅局建築指導課のカテゴリ

cc-by

page top