鶴居村の「景観行政団体」への移行に係る道との協議が終了しました
雪原にたたずむタンチョウ
鶴居村は、村名の由来ともなる特別天然記念物タンチョウ(鶴)をはじめとした、希少な動植物を育み、多様な生態系を維持する日本最大の湿地「釧路湿原国立公園」を有する自然豊かな村です。
「第5次鶴居村総合計画(つるい未来創造プラン)」のもと、鶴居村の景観として、理念や目標、方針などを示すとともに、その実現に向けた取り組みなどを定め、村民をはじめ事業者、行政が認識を共有し、鶴居村ならではの景観むらづくりを推進することを目的とし、鶴居村らしい景観形成を目指します。
令和5年12月13日、鶴居村の景観行政団体への移行に係る道との協議は終了いたしました。
これまで鶴居村の区域については北海道が景観行政事務を処理していましたが、今後、鶴居村は自らの景観計画を策定し、地域の特色を活かした景観づくりに取り組む予定です。
○景観行政団体移行予定日
令和6年2月1日
○景観法に基づく行為の届出先について
令和6年2月1日以降、鶴居村の区域内での景観法に基づく行為の届出は、鶴居村へ提出することとなります。
※鶴居村景観計画が施行されるまでは、「北海道景観計画」の内容を準用します。
■景観行政団体とは
景観法に基づき景観事務を処理する地方公共団体。
都道府県、政令市、中核市がこれにあたり、それ以外の市町村は、都道府県と協議して景観行政団体となることができます。
景観行政団体は、景観計画の策定など、景観法に基づいて良好な景観形成のための施策を実施できます。
北海道は、地域の主体的な景観づくりへ向けて、市町村が景観法の活用による良好な景観づくりを進めることができるよう、景観行政団体への移行を支援しています。
令和6年(2024年)2月1日に、鶴居村が道内市町村における25番目の景観行政団体に移行する予定です。
※令和6年(2024年)1月現在、北海道と24市町村(札幌市、旭川市、函館市、小樽市、釧路市、当別町、黒松内町、長沼町、 東川町、美瑛町、清里町、平取町、上富良野町、栗山町、北見市、東神楽町、中標津町、富良野市、伊達市、洞爺湖町、千歳市、弟子屈町、倶知安町、中富良野町)が道内における景観行政団体です。