千歳市の「景観行政団体」への移行に伴う道との協議が終了しました。
【支笏湖と山並み】
千歳市は、交通の要衝として高い都市機能を持った国際都市である一方、支笏湖に代表される雄大な自然景観や良好な北海道らしい広がりのある田園景観を有しております。
貴重な自然景観や田園景観、キウス周堤墓群などの歴史文化的景観、市民の暮らしを豊かにする都市景観など千歳市が持っている特性を生かして、市民、事業者、市が協働で美しく快適なまちなみをつくりあげていきます。
令和2年12月、千歳市の景観行政団体への移行に係る北海道との協議は終了いたしました。
これまで千歳市の区域については北海道が景観行政事務を処理していましたが、今後、千歳市は自らの景観計画を策定し、地域の特色を活かした景観づくりに取り組む予定です。
○ 景観行政団体移行予定日
令和3年5月1日
○ 景観法に基づく行為の届出先について
令和3年5月1日以降、千歳市の区域内での景観法に基づく行為の届出は、千歳市へ提出することとなります。
※ 千歳市景観計画が施行されるまでは、「北海道景観計画」の内容を準用します。
■景観行政団体とは
景観法に基づき景観事務を処理する地方公共団体。
都道府県、政令市、中核市がこれにあたり、それ以外の市町村は、都道府県と協議して景観行政団体となることができます。
景観行政団体は、景観計画の策定など、景観法に基づいて良好な景観形成のための施策を実施できます。
北海道は、地域の主体的な景観づくりへ向けて、市町村が景観法の活用による良好な景観づくりを進めることができるよう、景観行政団体への移行を支援しています。
令和3年(2021年)5月1日に、千歳市が道内市町村における21番目の景観行政団体に移行する予定です。
※令和2年(2020年)12月現在、北海道と18市町村(札幌市、旭川市、函館市、小樽市、釧路市、当別町、黒松内町、長沼町、東川町、美瑛町、清里町、平取町、上富良野町、栗山町、北見市、東神楽町、中標津町、富良野市)が道内における景観行政団体です。※