北海道では、これまでアイヌの人たちの社会的・経済的地位の向上のための施策やアイヌ文化の振興等に関する施策を推進してきましたが、アイヌ政策を取り巻く状況は、近年、大きく変化しています。 令和元年(2019年)5月には、アイヌの人たちが先住民族であるとの認識を示した「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律(以下「アイヌ施策推進法」という。)」が施行され、令和2年(2020年)7月には、アイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターである民族共生象徴空間「ウポポイ」が白老町に誕生しました。 このような中、北海道においても、令和元年(2019年)10月にアイヌ施策推進法の規定に基づく「北海道におけるアイヌ施策を推進するための方針」を、令和3年(2021年)3月に「北海道アイヌ政策推進方策」を策定し、アイヌ施策推進法の趣旨に鑑み、未来志向によるアイヌ政策を推進することにより、アイヌの人たちが民族として誇りをもって生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現を図り、もって道民が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指しています。 |
【アイヌの人たちの理解促進に向けて】
アイヌの人たちの理解促進に向けた北海道・北海道アイヌ協会共同メッセージのほか、関係行政機関による人権擁護の取組、SNSなどで誹謗中傷を受けてお困りの方への窓口をご紹介しています。