令和7年(2025年)4月末の特殊詐欺事件発生状況

令和7年(2025年) 特殊詐欺事件発生状況

特殊詐欺の認知件数と被害総額(令和7年4月末)

認知件数(単位:件)
令和7年(2025年)令和6年(2024年)増減
1月45342
2月30525
3月   45639
4月37730
累計15721136
  
年間合計(1~12月)198
被害総額(単位:円)
令和7年(2025年)令和6年(2024年)増減
1月78,562,0001,528,21377,033,787
2月44,669,4906,641,91238,027,578
3月  112,879,96217,301,25695,578,706
4月119,361,54328,643,32890,718,215
累計355,472,99554,114,709301,358,286
 
年間合計(1~12月)767,306,888

令和7年4月中に認知した主な事件

(1)ニセ警察詐欺による高額被害

 室蘭市居住の60歳代女性は、自宅固定電話にNTTファイナンス職員を名乗る女から「あなた名義の携帯電話が犯罪に使用されている。」などと電話を受け、その後、警視庁や検察庁検事を名乗る男などに電話がつながり、「口座が不正に使用されているので凍結される。」「あなたが共犯者ではないことを証明するため、預金されているお金の番号を確認する必要がある。」などと言われ、犯人から指定された場所に、現金約2,200万円を置いてだまし取られた。

(2)キャッシュカードをだまし取る詐欺

 北広島市居住の70歳代女性の自宅に、金融機関職員を名乗る男が訪れ、「キャッシュカードをお持ちですか。」「カードの磁気が使えるかを確認させてください。」「1時間後に返しに来ます。」などと言われ、同男にキャッシュカード2枚を手渡し、だまし取られた。

被害防止のポイント

 ・「キャッシュカードは他人に渡さない。」「暗証番号は他人に教えない」を徹底すること
 ・電話で「キャッシュカードを受け取りに行く。」と言われたときには、必ず最寄りの警察又は
  #9110に相談することに配意し、被害防災対策をお願いします。

「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。

詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。

道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」でタイムリーな情報を入手!

 被害に遭わないためには、いつ、どこで、どんな犯罪が起きているかを知ることが大切です。道警察では、防犯アプリ「ほくとポリス」を運用しており、公式Twitterや防犯メールで発信された特殊詐欺の発生状況などをタイムリーに入手することができます。
 また、音と画面表示で危険を知らせる防犯ブザー・痴漢対策機能など様々な機能が盛り込まれています。ぜひご活用ください。

家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう

 道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。
 ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。

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