令和6年(2024年) SNS型投資・ロマンス詐欺事件発生状況
SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数と被害総額(令和6年1月末)
令和6年(2024年) | 令和5年(2023年) | 増減 | |
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1月 | 7 | 3 | 4 |
累計 | 7 | 3 | 4 |
年間合計(1~12月) | 55 |
令和6年(2024年) | 令和5年(2023年) | 増減 | |
---|---|---|---|
1月 | 142,161,816 | 30,755,601 | 111,406,215 |
累計 | 142,161,816 | 30,755,601 | 111,406,215 |
年間合計(1~12月) | 728,251,408 |
令和6年1月中に認知した主な事件
投資名目の金融商品詐欺
被害者(70代女性)は、メッセージアプリで受信したFX投資に関する広告にアクセスしたところ、SNSグループチャットに参加することとなり、グループ内の経済ジャーナリストや投資ファンド企業関係者を名乗る者等から、証券口座開設や投資用アプリのダウンロードを指示された。
アプリのダウンロード後、FX投資と称して個人名義口座への振込を指示され、指示どおりに振込を繰り返し、合計約5,200万円をだまし取られた。
被害防止のポイント
(1) 現在、ネットやSNSには、投資の詐欺広告が多数存在します。
投資詐欺は、そのような広告を端緒に、LINE、Facebook、インスタグラム、Xなどの各
種SNS、マッチングアプリなどで知り合った見知らぬ者からLINEなどのSNSグループ
チャットに招待されます。
SNSにおいて、投資関連の詐欺グループチャットは多数存在しますので、見知らぬ者から
投資を勧められた際には詐欺の可能性が高いということを忘れないでください!
(2) 被害に遭っている方のうち、複数回の振込みでは、毎回違う口座(個人名義や法人名義)を
犯人から指定されています。
投資で個人口座への振込や毎回違う口座への振込は詐欺と考え、警察に相談してください!
(3) 被害防止のための着眼点
① SNSやウェブサイトには、著名人をかたる投資の詐欺広告があります!
② 振込先に個人名義を指定されたときには詐欺の可能性が高いこと及び法人名義のときに
ついても、当該法人が金融庁の登録業者であるか否かを確認すること。
③ 「投資で絶対に儲かる」などうまい話はないです!
④ 見知らぬ者から投資を勧められたときは、相手の話を鵜呑みにせず、まずは「警察相談
専用電話#9110」に相談してください!
「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。
詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。