令和6年(2024年) 特殊詐欺事件発生状況
特殊詐欺の認知件数と被害総額(令和6年11月末)
※令和6年(2024年)1月より、SNS型投資詐欺が別データとなりました。
令和6年(2024年) | 令和5年(2023年) | 増減 | |
---|---|---|---|
1月 | 3 | 12 | ▲9 |
2月 | 5 | 8 | ▲3 |
3月 | 6 | 11 | ▲5 |
4月 | 7 | 19 | ▲12 |
5月 | 17 | 10 | 7 |
6月 | 20 | 8 | 12 |
7月 | 18 | 17 | 1 |
8月 | 20 | 19 | 1 |
9月 | 23 | 15 | 8 |
10月 | 26 | 9 | 17 |
11月 | 22 | 10 | 12 |
累計 | 167 | 138 | 29 |
年間合計(1~12月) | 160 |
令和6年(2024年) | 令和5年(2023年) | 増減 | |
---|---|---|---|
1月 | 1,528,213 | 40,757,671 | ▲39,229,458 |
2月 | 6,641,912 | 11,794,650 | ▲5,152,738 |
3月 | 17,301,256 | 25,530,220 | ▲8,228,964 |
4月 | 28,643,328 | 26,159,868 | 2,483,460 |
5月 | 84,067,472 | 33,230,295 | 50,837,177 |
6月 | 55,105,411 | 10,393,110 | 44,712,301 |
7月 | 30,540,938 | 73,198,016 | ▲42,657,078 |
8月 | 122,397,456 | 33,889,300 | 88.508,156 |
9月 | 66,730,916 | 21,175,150 | 45,555,766 |
10月 | 155,220,832 | 76,012,200 | 79,208,632 |
11月 | 51,973,868 | 73,468,185 | ▲21,494,317 |
累計 | 620,151,602 | 425,608,665 | 194,542,937 |
年間合計(1~12月) | 570,407,382 |
令和6年11月中に認知した主な事件
(1)金融庁職員をかたる預貯金詐欺
被害者(札幌市西区在住、80代女性)の自宅固定電話に、「金融庁職員」をかたる男から「あなたのカードで外国人が時計を購入し、逮捕されています。」「情報が漏れているので、口座をすべて凍結してキャッシュカードを再発行する必要があります。」「ウチの職員が取りに行きます。キャッシュカードを封筒に入れて用意して下さい。」等と電話があり、後刻、被害者宅を訪れた男に指示されるがまま、用意していた封筒入りのキャッシュカードを手交し、同キャッシュカードを使用され口座から約540万円を引き出されてだまし取られた。
更に、再度「金融庁職員」をかたる男から電話があり、「家に現金を置いておくと危ないです。金融庁で保証できるので預かります。」「ウチの職員が行きます。」などと言われ、被害者宅を訪れた男に現金180万円を手交してだまし取られた。
(2)厚生労働省職員、警察官、検事をかたるオレオレ詐欺
被害者(札幌市北区居住、70代男性)の自宅固定電話に、「厚生労働省職員」をかたる男から「睡眠薬を大量購入しているか。」等と電話があり、そのまま仙台特捜部の警察官をかたる男に電話が転送となり、「あなたから口座を買った犯人が捕まっている。」「あなたのことは信用しますが、取り調べをしなければならない。」等と言われた。
その翌日、検事をかたる男から電話があり「あなたの財産を差し押さえなければならない。」「調書を作るので正直に話してください。」などと言われ、更に、画面共有アプリで偽の逮捕状を見せられたことで犯人の話を信じ込んでしまい、指示されるがままに複数回振込を行い、合計約3,500万円をだまし取られた。
「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。
詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。
道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」でタイムリーな情報を入手!
被害に遭わないためには、いつ、どこで、どんな犯罪が起きているかを知ることが大切です。道警察では、防犯アプリ「ほくとポリス」を運用しており、公式Twitterや防犯メールで発信された特殊詐欺の発生状況などをタイムリーに入手することができます。
また、音と画面表示で危険を知らせる防犯ブザー・痴漢対策機能など様々な機能が盛り込まれています。ぜひご活用ください。
家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう
道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。
ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。