JESCOを活用したPCB廃棄物の広域処理について
- ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の処理については、国が中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)を活用した拠点的広域処理施設による処理体制を整備しており、全国5カ所で事業が進められています。
- 道では、PCB廃棄物の確実かつ適正な処理を行うため、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づき、「北海道ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」を策定しており、北海道事業の処理対象区域の拡大等に伴い、平成17年3月にこの処理計画を変更しました。
- また、処理事業の安全性や環境保全の実効性をより高めるため、平成17年11月、道、室蘭市そしてJESCOの3者において、「北海道PCB廃棄物処理事業に係る安全確保及び環境保全に関する協定」を締結しました。
- さらに、北海道事業における安全の確保、収集運搬に係る協議調整を図るため、「北海道PCB処理事業に係る広域協議会」を設置し、道と18県及び当該道都県内の政令市の協議調整を継続して行っているほか、「北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議」においては、処理事業における施設建設段階からの監視やリスクコミュニケーションの場として情報提供を行っています。