地域の「にぎわい」の創出や、多くの人々を対象としたPR、普及啓発など、さまざまな目的で開催されるイベントは、エネルギーや資源の消費、廃棄物の発生などにより、環境に負荷を与えています。
イベントの趣旨や目的を大切にしながら、できるだけ環境に配慮したイベントを開催することが重要なため、道では、この指針によりイベントを実施する際の環境配慮項目を提示し環境に配慮した取組の実践を呼びかけるとともに、エコイベントの開催を通じて、道民の皆様の環境配慮意識の向上や取組の促進につなげていきます。
この北海道エコイベント指針は、北海道環境基本計画に記載されている、「環境に配慮した地域づくり」に向けてイベントの開催に伴う環境負荷の低減を図るとともに、エコイベントの開催を通じて北海道環境宣言で示した環境行動を促進していくため、平成20年10月に策定されました(令和5年4月一部改正)。
エコイベントの定義:
環境に配慮して実施するイベントを、この指針では「エコイベント」と呼びます。 |
対象イベント:
道内で開催され、不特定多数の参加者があり、期間や場所を限定して開催する式典・行事・催し等 (シンポジウム、フォーラム、コンサート、スポーツ試合、講演会、研修会、展覧会、大会、お祭りなど)とします。 |
道が主催又は共催するイベント(実行委員会等に道が参画するものを含む)については、この指針に沿ってエコチェックシートを活用することにより率先して環境配慮に取り組みます。
道が後援するイベントについては、イベントを後援する課の長は、主催者に対して、この指針に沿って企画段階で作成するエコチェックシートを申請書に添付すること、及びイベント終了時に結果等を記載したエコチェックシートを提出することを要請します。
※令和5年度の道が実施及び後援するイベントの環境配慮状況調査結果はこちら
民間団体や市町村等が開催するイベントなど、(1)及び(2)に該当しないイベントについては、主催者は、この指針に沿ってエコチェックシートを活用することにより環境配慮に努めます。
このほか、道は、ホームページ等を活用して、指針に沿った環境配慮の取組の普及啓発に努めます。 |