環境教育絵本のページ

 

 

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 ◆◇◆  環境教育絵本  ◆◇◆ 
 
 

  道では、日常生活に起因するさまざまな環境問題の解決に向け、環境保全意識を持ち主体的に行動する「人づくり」を進めるため、幼児期段階で楽しみながら環境意識を形成できるよう、環境について学べる「環境教育絵本」を制作しています。


 平成18年度は「循環型社会」、平成19年度は「自然環境」、平成20年度は「地球温暖化」をテーマに絵本を制作しました。

 平成20年度制作 「こおり の うみ」
  絵 阿部 夕希子(あべ ゆきこ)   文 若原 尚美(わかはら なおみ)

 

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春、旭川から、知床にひっこしてきた、ゆうた。家からはオホーツクの海が見え、近くを探検すると、ワシやシカなどの生きものを見ることができました。動物好きのゆうたは、知床が大好きになりました。

幼稚園に通うことになったゆうたは、そこで、じゅんという男の子と、えりかという女の子と仲よくなりました

やがて夏がすぎ、秋がすぎ、冬がやってきました。ある日のこと、幼稚園のやまもとせんせいが「そろそろ流氷がくるころだね。」と話しました。流氷のことを、えりかは「せかいのたからもの」じゅんは「しろくてつめたいこおりのおばけ」先生は「いきものたちのゆりかご」といいます。流氷を見たことがないゆうたには、全く想像することが出来ません。流氷を待ち続けるゆうた。流氷は本当にやってくるのでしょうか?

 

平成19年度制作 「みいちゃんの ほたる」    
 作 堀田 あけみ(ほった あけみ)   絵 夏目 尚吾(なつめ しょうご)

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 テレビで見たおしりの光る不思議な虫(ほたる)にあいたくて、みいちゃんはたんぼへと出かけていきます。でも最初に行ったたんぼではほたるに会うことができず、みいちゃんは泣いてしまいました。
 次の日に出かけた山の中のたんぼは、昨日のたんぼとは少し様子が違います。ここで、おじいさんが、このたんぼにほたるがいる理由やどうしてほたるが光るのかをおしえてくれました。
 そしてだんだんくらくなって、たくさんのほたるがみいちゃんを迎えてくれます。

 

 

 

 平成18年度制作 「きっと また あえる」
  絵 阿部 夕希子(あべ ゆきこ)   文 若原 尚美(わかはら なおみ)

 

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 小さい頃大好きだった《いるかの絵本》を、「もうあきちゃった」と言ってごみ箱に捨ててしまったななちゃん。
 その夜、ななちゃんの夢にいるかが現れて、絵本のふるさとの森につれて行ってくれます。
 森の木々がななちゃんに、絵本の紙が木からつくられていることや、紙は何度でも生まれ変わることができることを教えてくれました。
 ななちゃんは、絵本を捨てたことを思い出し、いるかにあやまります。
いるかは、「ものを大切にするって約束して。そうすれば、きっとまたあえるよ」と言いながら、夜の空にのぼっていきました。
 それからのななちゃんは、いるかとの約束を守りながら生活するようになり、やがて、小学生になったななちゃんが・・・。

 

■この読本は、道内の幼稚園、公立図書館、児童館等に配付しています。
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