平成16年(2004年)に北海道ブルーリストを公表し、平成22年(2010年)に北海道ブルーリスト2010に改訂してから年月が経過し、生息・生育状況に関するデータの変更、新たな侵略的外来種の侵入など、北海道の外来種を取り巻く状況が変化し、実態に合わない部分が生じてきたことから、道内に定着している又はその恐れがある外来種の現況を把握し、必要な見直しを行うため、平成29年度(2017年度)から北海道ブルーリスト2010の改定検討に着手しました。
改訂検討の方法
ブルーリストの改訂検討を行うにあたり、学識経験者等により外来種による本道の生物多様性等への影響の防止対策の検討を行う「北海道外来種対策検討有識者会議」において、改訂検討の基本的な手順やカテゴリー区分、判定基準などを検討するとともに、哺乳類、鳥類、両生類・爬虫類、魚類・その他無脊椎動物、昆虫、植物の各専門部会を設置し、分類群ごとに詳細な検討作業を行っています。
今後、分類群ごとに検討作業が完了したものからブルーリストを改訂し、当ホームページに掲載する予定です。
北海道ブルーリスト改訂版
平成31年(2019年)3月、哺乳類、鳥類及び両生爬虫類についてブルーリストを改訂しました。