ヒグマ出没への対応

ヒグマ出没への対応

人間活動に実害を及ぼすヒグマへの対応

ヒグマによる人とのあつれきは、ゴミや農作物などに執着するようになったヒグマ、いわゆる「問題個体」によるものがほとんどです。
ヒグマの個体数を減らしても問題個体を排除しない限りあつれきは軽減しません。
ヒグマの行動や出没した場所を見て、有害性を判断して対応することが重要です。

有害性判断と段階に応じた対応

ヒグマが人の生活圏に出没した場合、判断フローに基づき有害性を判断し、出没場所と有害性に応じた対応を行っています。

人里周辺などでヒグマを目撃したときは、市町村役場または警察にご連絡ください。

ヒグマ出没情報の確認

ヒグマの出没状況について、市町村や森林管理機関、所管の警察署などに確認しましょう。
出没情報のある地域や、出没を知らせる看板がある場所への立ち入りは避けましょう。

市街地や農耕地にヒグマを引き寄せないために

ヒグマは人里周辺にも出没することがあります。
ヒグマの出没に伴う人身被害の防止に向けて、地域ぐるみで次のような取組をお願いします。

人の生活圏での注意事項

ヒグマを引き寄せない、餌付かせない(誘引物の適切な管理)

ゴミ出しのルールを守る
ゴミやペットフード、干物や漬物などの保存食(匂いのあるもの)を野外に放置しない
家庭菜園の作物や果実を早めに収穫し、畑に放置しない
不要な果樹を伐採する
食べものや容器のポイ捨てをしない
お墓のお供え物を持ち帰る

出没しにくい環境をつくる(周辺環境の管理)

道路の周辺や家、農地などの周囲で刈り払いや草刈りを行い、ヒグマが身を隠す場所を取り除き、ヒグマを近づけないようにしましょう。
農地については、電牧柵がヒグマを近づけない有効な手段になります。

野山でヒグマに遭わないために

北海道では野山であればどこでもヒグマに出会う可能性があり、実際にヒグマによる人身被害の多くは野山で発生しています。
山菜採りやキノコ狩り、登山などで野山に入るときは、次は「山野でヒグマに遭わないための基本ルール」を守りましょう。

登山・アウトドアでの注意事項

野山では音を出しながら歩く

ヒグマは音や匂いに敏感です。ほとんどの場合、人より先に人間の接近を知って逃げていきます。
クマ鈴などの音の出るものを身に付ける、見通しの悪いところでは手を叩いたりホイッスルを鳴らすなどして、人間の存在を知らせましょう。

一人では野山に入らず複数で行動する

おしゃべりすることなどで、一人のときよりもヒグマに人間の存在を知らせやすくなります。山ではお互いに離れないよう行動しましょう。

薄暗いときには行動しない

特にヒグマの活動が活発になる早朝や夕方、ヒグマが人に気付きにくい濃霧や雨のときには注意が必要です。

食べ物やゴミは必ず持ち帰る

匂いの強い食べ物は、ヒグマを引き寄せる場合があるので控えた方が良いでしょう。
野山に食べ物やゴミを捨てたり埋めたりすると、ヒグマがこれらを食べて味を覚えてしまいます。
味を覚えたヒグマはこれらの魅力的な食べ物を得るため、人に対して危険な行動を取るようになってしまいます。このようなヒグマをつくり出すことは、次に訪れる人を危険に陥れます。

フンや足跡を見たら引き返す

付近がヒグマの活動域であるしるしですので、速やかに引き返しましょう。

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