東京2020オリンピック競技大会マラソンコース(男子/女子)
解説動画/コースポイント
独特のマラソン解説が話題のスポーツジャーナリスト増田明美さんがコースを検証。
7つのポイントを徹底的に掘りさげます!
コースポイント1:大通公園
スタートからいきなり重要なポイントです。まだスタートして集団が大きい状態のまま、左に連続して曲がって行くので集団の中の位置取りが重要となります。
コースポイント2:白石・藻岩通
このコースで1番の上り坂です。まだ序盤なので集団は大きいと思われます。この坂を利用して集団を小さくしようと、ペースを上げる選手がいるかもしれません。
コースポイント3:創成川通
日差しを遮るものがない、長い直線の創成川通。選手は右後ろからずっと太陽の光を浴びて、熱さを感じながら走ることになります。
コースポイント4:宮の森・北24条通
広々とした創成川通と比べて道幅が狭くなるため、スピードを感じて走ることになります。また、直射日光から解放されるので、気持ちが切り替わるポイントになりそうです。
コースポイント5:北海道大学内①
ここは道幅が狭く、右、左、右と7回連続で曲がり角が続く超テクニカルコース。誰かがスパートをかけると後ろの選手からは前の選手の姿が見えなくなるため、ここが勝負どころと考える選手も多いと思います。
コースポイント6:北海道大学内②
北海道大学内の直線は、このコースで1番のオアシスポイント。緑がトンネルのように続いて木陰をつくってくれます。また、給水ポイントもあるので、選手にとっては心の泉です。
コースポイント7:北海道庁(赤れんが庁舎)
北海道大学を抜けると北海道庁赤れんが庁舎が見えてきます。まるで選手たちを見守ってくれているような存在感です。選手は目標物があると走りやすいので、今回の周回コースの拠点となるポイントの1つです。