11月20日付けサイクル機構からの文書(環境・エネルギー室)

11月20日付けサイクル機構からの文書(環境・エネルギー室)

11月20日付けサイクル機構からの文書について

平成10年11月20日付けサイクル機構からの文書について

    

                                     10サイクル機構(立地)008
                               平 成 10 年 11 月 20 日

  北  海  道  知  事
     堀    達  也  殿

                               核 燃 料 サ イ ク ル 開 発 機 構
                                   理 事 長   都 甲  泰 正

 

             幌延町における深地層の研究について

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 
 去る10月12日の幌延町における深地層の研究についての申入れに引き続く記者会見の内容に関し、高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵施設の立地の考え方について、道民の方々に対して疑念と不信を招く結果となりましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。
 幌延町における深地層の研究施設には放射性廃棄物を持ち込みませんし、同施設は放射性廃棄物の中間貯蔵施設や処分場につながるものではありません。
 また、放射性廃棄物の中間貯蔵施設については、先の貯蔵工学センター計画を取り止めたことから、幌延町への同施設の立地は将来ともありません。
 以上のとおり、ここに当機構としての放射性廃棄物の中間貯蔵施設の立地についての考え方を明確にさせていただきました。
 なお、当機構としては、動燃改革の趣旨を踏まえ、意思疎通を十分に図ることにより組織としての一体性を確保するとともに、職員の意識改革の徹底を図る等の措置を講じ、道民の方々の信頼回復に全力を挙げて参る所存であります。
 今後ともご高配を賜りますようお願い致します。                              

敬 具

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