伊藤忠商事(株)との包括連携協定
北海道と伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠」)は、北海道における産業振興に向けた取組を共同で展開し、本道経済の活性化を図るため、平成18年(2006年)12月15日(金)に、「北海道と伊藤忠商事株式会社の連携と協力に関する協定書」を締結しました。これは、道が締結した包括連携協定の第1号となります。
「食」と「観光」の振興や中小企業・ベンチャー企業の支援等において、伊藤忠の持つ総合商社としてのネットワークやビジネス経験を活用することが、北海道の産業振興施策を進める上で有効であることから合意に至ったものです。
道は、民間主導の自立型経済をめざして、「食」や「観光」といった本道経済をリードする産業の育成・振興をはじめ、バイオ技術などの優れた知的資源を活用した新産業・新事業の創出、さらには、起業家や経営者の方々が新しい事業活動に果敢に挑戦できる環境づくりを進めています。
また、地域を支える基幹産業の振興や経済活性化の担い手である中小企業等の活動を支援する取組など、知恵と工夫をこらした多様な政策を展開しています。
伊藤忠は、平成16年(2004年)から岐阜県など7県との提携(協定締結時点)を通じ、様々な企業育成プロジェクト、地域振興プロジェクト、先端技術分野における共同ビジネス開発を行ってきております。これらの取組で培ったノウハウをもとに、本協定を活用して、道とも新たな共同取組を行ってまいります。
連携する取組
- 食産業の振興に関する事項
- 観光の振興に関する事項
- 中小企業、ベンチャー企業の創業、育成、事業拡大の支援に関する事項
- その他の事項(経済交流の取組、環境・教育の取組等)
外部リンク
伊藤忠は、総合商社の一つとして、多様な機能と世界各国に広範なネットワークを持ち、幅広いビジネス活動をダイナミックに展開している企業です。
また、道内の拠点となる北海道支社においては、食料分野を中心に営業活動を展開するとともに、道が主催する商談会においてグループ企業等からバイヤーとしてご参加いただくほか、道内中小企業等や新技術・新産業へのご支援をいただき、地域経済に活力を与えていただいています。