電気工学科【高卒者等対象,2年制 (1年制併設) 】
1年次には経済産業省の養成施設として、定められたカリキュラムに基づいた知識や技能の習得により、「第二種電気工事士」の免状を取得します。2年次ではさらに高度な技術を学び、第一種電気工事士、消防設備士等の資格取得も目指します。情報化に対応できる基礎的素地を持ち、電気工作物の工事施工・設計・積算・施工管理のできる実務的な技術者を養成します。
*離転職者等の早期に就職を希望する方を対象とした、1年間で修了するコース(1年制)を併設しています。
最近の訓練状況
主な実習内容
ケーブル工事実習
入校時から約2ヶ月間、ケーブルによる電灯配線工事法を習得します。
外線・引込み工事実習
昇柱・装柱・張線・電源の引込み等の柱上作業を習得します。
測定実習
高圧受電設備の竣工検査や、各種測定器の取扱方法・測定方法を習得します。
CAD実習
パソコンを使用して、電気配線図面の作成を行います。
金属電線管実習
金属管(建物に設置する電線を通す部材)の曲げ・ねじ切り等の施工法を習得します。
消防設備実習
防災設備について、各種工事方法を習得します。
PLC制御実習
シーケンサー(PLC)でのプログラムを習得します。
模擬家屋実習
実習専用の家屋を用いて、電灯配線・テレビ配線・電話配線・パソコンネットワーク配線を習得します。
引込み線実習
引込み線(電気料金メーター・分電盤)の工事方法を習得します。
訓練生からのメッセージ
私は電気設備工事を行う会社に就職し、その上で電気工事に必要な資格を取得する為に、MONOテクの電気工学科へ入校しました。
初めは電気に対する知識や技術が無く、四苦八苦する場面があるかもしれません。
ですが、先生方の分かりやすい指導や共に学び合う仲間のおかげで、知識・技術が着々と身に付いてきています。
困難にあっても諦めずに努力を続けていれば、自信が高まり、将来への可能性を広げることが出来ます。
ですので「電気工事」に興味がある方は、ぜひ学院に来てみてください。
令和6年度生(R6.4入校) 中標津町出身 K.K さん
資格取得
・第二種電気工事士:1年次に当学院実施の養成課程修了試験にて免状取得
・第一種電気工事士:2年次に国家試験を受験し、合格者は実務経験3年後に免状取得
・消防設備士(甲種4類):2年次に国家試験受験で免状取得
・安全衛生(特別)教育修了証 (アーク溶接、墜落制止用器具、低圧電気取扱等):当学院で取得
就職
過去5年間の就職先(R1~R5)
・ 電気工事(ビル,住宅等の屋内配線)会社 11 社
・ 電気工事(送電,配電)会社 4 社
・ 電気工事(防災設備)会社 1社
・ 電気工事(鉄道関連)会社 2 社
・ 電気設備(設計製作)会社 2 社
・ 電気設備(保守管理)会社 3 社
* 5年間の平均就職率 100 %