自動車整備科 実習内容

令和6年11月

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実習風景【1年生】

◇[タイヤの空気充てんの業務に係る特別教育]実施
安全にタイヤの空気の充填及びタイヤ組み替えが行える様に取り組んでおりました。
◇[エンジン整備実習]
点火装置について[プラグ、プラグテスタ、チューンナップ・テスタ]
◇[シャシ整備実習]
ステアリング装置、アライメント・テスタ[キャンバ・キャスタ・キングピン・ゲージ、トーイン・ゲージ]

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実習風景【2年生】

◇[電子制御装置]
電子制御装置の制御内容・点検方法などを故障診断機(スキャン・ツール)やサーキット・テスタを使用して実施しました。
・エンジンの冷却水温度を検出する[水温センサ]
・エンジンの回転を検出する[クランク・ポジション・センサ、カム角・センサ]など

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令和6年10月

インターンシップについて【1年生】

10月2日~10月4日で、企業の皆様にご協力頂きインターンシップを実施致しました。
自動車整備作業の現場を体験させることにより、実際の整備作業の習得とともに実践力を養い、職業に対する姿勢や意識などを学ばせて頂きました。
大変ご多用の中、ご協力頂き有り難う御座います。

<ご協力企業様> *順不同
北北海道ダイハツ株式会社様
釧路トヨタ自動車株式会社様
コマツ道東株式会社様
トヨタモビリティ釧路株式会社様
東北海道いすゞ自動車株式会社様

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ガス溶接技能講習実施【1年生】

1年生を対象に、「ガス溶接技能講習」を実施致しました。
自動車整備の現場で、必要となる資格のため大変真剣に講習受講し、ガス切断器の取り扱いにも慣れ厚い鉄板も切れるようになり皆上達しました。
ガス溶接の講習で学んだ知識と経験を活かして、仕事に役立ててもらいたいと思います。

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アーク溶接安全衛生特別教育実施【1年生】

1年生を対象に「アーク溶接安全衛生特別教育」を実施致しました。
こちらも、自動車整備の現場で必要となる資格のため大変真剣に教育を受けておりました。
最初は、アーク溶接器の取り扱いに皆苦労をしていましたが、最終日には皆溶接が出来る様になりました。
アーク溶接の講習で学んだ知識と経験を活かして、仕事に役立ててもらいたいと思います。

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自動車検査実習【2年生】

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令和6年9月

前期末実技試験を実施しました【2年生】

9月13日(金)に2年生の前期末実技試験を実施致しました。2年次の4月~9月までに習得した知識及び技能を確認する試験となっています。2年になり1年次と比べより実践的な内容を行っており診断機を活用してデータモニタ機能を活用したり、サーキットテスタを使用して、不具合回路及び不具合部位を推定する内容が多くなっています。
<各セクション>
§1:エンジン整備実習[ディーゼルエンジンのタイミングベルト脱着]及び[シリンダヘッドのバルブ脱着]
§2:測定基本実習[オシロスコープ波形測定]
§3:電子装置整備実習[エンジン故障診断【ダイアグノーシス・コード入力無し】]
§4:電子装置整備実習[エンジン故障診断【ダイアグノーシス・コード入力有り】]
§5:シャシ整備実習[AT基本点検及び走行点検【1Gベンチエンジン】]、[診断機活用:データモニタ活用]
§6:シャシ整備実習[エア・油圧ブレーキ倍力装置の単体点検・部品名称]及び[真空倍力装置の簡易点検]

[§1]ディーゼルエンジンのタイミングベルト脱着及びシリンダヘッドのバルブ脱着。1年次より取り回しが複雑なタイミング・ベルト及びバルブを特殊工具を使用してスムーズに脱着出来る事を目標に取り組みました。

Dタイミングベルト

バルブ脱着

[§2]オシロスコープにて、エンジンECUの入力及び出力波形を測定。燃料噴射波形など制御タイミングが細かい、噴射時間や駆動波形を正確でスムーズに測定する事を目標に取り組みました。

オシロスコープ

オシロスコープ2

[§3]ガソリンエンジン故障診断[DG有り]。車両の自己診断機能及び外部診断機とサーキット・テスタを使用して、不具合部位を特定出来る事を目標に取り組みました。

故障診断1

[§4]ガソリンエンジン故障診断[DG無し]。車両の自己診断機能及び外部診断機とサーキット・テスタを使用して、不具合部位を特定出来る事を目標に取り組みました。

故障診断2

[§5]オートマチック・トランスミッションの基本点検及び外部診断機によるデータ・モニタの活用。ATの基本点検をスムーズに実施出来る事と外部診断機を有効に活用して車両データ(ECU認識値・出力値)と実際の作動の両方をスムーズに確認出来る事を目標に取り組みました。

ATベンチエンジン

[§6]エア・油圧ブレーキの単体点検及び倍力装置の簡易点検。大型車に使用されるブレーキの構造や作動、倍力装置簡易点検の方法と不具合時の想定不具合部位を検討出来る事を目標に取り組みました。

ブレーキ装置

ブレーキ装置2

前期末実技試験を実施しました【1年生】

9月26日(木)に1年生の前期末実技試験を実施致しました。4月~9月までに習得した整備を行う際の礎となる、基本作業が主な内容となっております。今後も重要となる、安全で正確な作業、効率の良い作業を行う為の基礎知識となり、大変重要な内容となっています。
<各セクション>
§1:機械操作基本実習[ ガレージ・ジャッキ、リジット・ラック]
§2:シャシ整備実習[ストラット型ショック・アブソーバ脱着]
§3:シャシ整備実習[クラッチディスク脱着及び測定]
§4:電気装置整備実習[オルタネータ単体点検及びスタータ点検]
§5:測定基本実習[ノギス、マイクロメータ、シリンダ・ボア・ゲージを使用した測定]
§6:エンジン整備実習[ガソリンエンジンのタイミングベルト交換]及び[バルブクリアランス測定]

ジャッキアップ

ジャッキアップ2

クラッチディスク

電気装置

測定

タイミングベルト

[§1]ガレージ・ジャッキを使用し、リジット・ラックに車両を載せタイヤ・ローテション作業。安全な機器操作や効率の良いスムーズな動きを目標に取り組みました。

ジャッキアップ

ジャッキアップ

[§2]路面からの衝撃を吸収するストラット型ショックアブソーバを脱着。車両リフトアップ時の安全確認や車両保護に注意しながら、正確なハンド・ツールの使用を目標に取り組みました。

ストラット

ストラット

[§3]エンジン動力を断続するクラッチ・ディスクの脱着とクラッチ・ディスク残量、クラッチ・ディスクのセンター出し。多数ボルト脱着時の歪みやクラッチ・ディスクのスムーズなセンター出しを目標に取り組みました。

クラッチディスク

[§4]車両の重要な電装品のオルタネータ(発電機)やスタータ(始動装置)の単体点検。サーキットテスタを活用した適切な測定や電装部品の作動回路の習得を目標に取り組みました。

電気装置

[§5]ノギスやマイクロメータ、シリンダ・ボア・ゲージを使用した測定。シリンダ・ブロックやピストンなど、精密な測定が必要な部分に対し適切な測定が出来る様、正確な測定方法や適切な測定機器の使用についての習得を目標に取り組みました。

測定

測定2

[§6]ガソリン・エンジンのタイミング・ベルト脱着及びバルブ・クリアランス測定。クランク・シャフトとカム・シャフトを連結するタイミング・ベルト脱着及び脱着後のバルブ・タイミングが適切かをスムーズに確認出来ることを目標に取り組みました。

タイミングベルト

令和6年7月

2年生社会見学[ボッシュ株式会社女満別テクニカルセンター様]

7月19日(金)に、ボッシュ株式会社 女満別テクニカルセンター様に伺い、会社概要及び事業内容についての講話を受講後、テストコース内の見学及び低μ路にて「ABS」「ESC」の制御ON時・OFF時での車体姿勢の違いや細やかな制御を体験出来る同乗体験をさせて頂きました。通常は、入る事の出来ないテストコース内での試乗体験を受け、訓練生は車両制御システムに強い関心を持つ機会となりました。
ご多用の中、ご対応頂き大変有り難う御座いました。

ボッシュ株式会社

1年生社会見学[市内企業見学]

<見学させて頂いた企業様>見学順
道東スズキ株式会社 様
一般社団法人 釧路自動車整備振興会 様
独立行政法人 自動車技術総合機構北海道検査部釧路事務所 様
釧路トヨタ自動車株式会社 釧路店 様
東北海道いすゞ自動車株式会社 釧路支店 様
コマツ道東株式会社 釧路支店 様

見学させて頂いた企業様は、ご多用の中、ご対応頂き有り難う御座いました。

一般社団法人 釧路自動車整備振興会 様での見学風景
釧路管轄内の整備業界の現状を説明して頂きました。
訓練生は、なかなか知ることの出来ない現状を説明頂き、大変参考になりました。

整備振興会

独立行政法人 自動車技術総合機構北海道検査部釧路事務所 様での見学風景
自動車検査場の設備及び陸運支局の各部署の仕事内容などを説明頂きました。

自動車検査場

コマツ道東株式会社 釧路支店 様での見学風景
大型タイヤショベルローダー(WA380採石場で使用)の説明を受ける訓練生達
大きな重機に皆、興味津々でした。

コマツ道東株式会社

<1年生>第4工程 エンジン整備実習 燃料装置・冷却装置

1)この工程では、実習車両からエンジンを適切な温度に保つために、冷却する冷却水が循環している「ラジエータ」を取り外し、構造や脱着方法を学びます。
2)車両から取り外した「電動ファン」と「ラジエータ」、「エンジン冷却水」
3)エンジン内を循環している、冷却水の通路を温度により開閉する弁[サーモスタット」が、適切な温度で開弁するかを点検を行っています。実際の物を確認しながら構造や脱着方法時の注意点などを学びます。

冷却装置

冷却装置2

冷却装置2

<1年生>第4工程 シャシ整備実習 動力伝達装置

1)マニュアル・トランスミッションを分解・点検・組み付けを行い、内部構造や点検方法、正確な組み付けを学びます。
2)分解したマニュアル・トランスミッション内部のギヤ類
3)分解したパーツ「カウンタ・シャフト」「ギヤ」「シンクロナイザ・リング」「メーン・シャフト」「ハブ・スリーブ」「シンクロナイザ・ハブ」「シンクロナイザ・キー」「キー・スプリング」
4)点検を行ったパーツを正確に組み付け出来るように習得します。

ミッション

ミッション2

ミッション3

ミッション4

<2年生>第2工程 エンジン整備実習 ジーゼル・エンジン(オーバー・ホール)

1)ベンチ・エンジンを分解しエンジンのオーバー・ホールをするために必要な部品を取り外しを行い、構造や点検・調整・脱着方法を学びます。
2)取り外した、シリンダ・ヘッドから吸入する空気や排気する空気が通る部分を開閉するバルブを取り外し、構造や脱着方法を学びます。
3)「オーバー・ホールに伴う取り外し部品」「取り外した状態のベンチ・エンジン」「シリンダ・ブロック」「ピストン」
4)列型インジェクション・ポンプの分解・点検・組み付け作業を行い構造や点検方法を学びます。
5)取り外した列型インジェクション・ポンプ部品と組み付け風景

シリンダヘッド

シリンダヘッド

シリンダヘッド

列型噴射ポンプ

列型噴射ポンプ

<2年生>電気自動車等の整備業務に係る特別教育

HV車やEV車の駆動用バッテリなどを整備するために必要な特別教育を実施致しました。
1)HV車やEV車での駆動用バッテリなどの高電圧部位を整備する際に、高電圧を遮断後に実際に電圧が作業部位にかかっていないかの安全確認を実施。
  必要な事前作業と保護具の装着方法、高電圧の注意喚起などの一連の流れを安全に作業出来るように、必要性と実際に作業が出来るように習得しました。
2)HV車のインバータ部は、高電圧がかかる危険な部位のため、カバーを取り外す際には今回の特別教育や身に付ける保護具、安全確認、注意喚起が必要となります。
  駆動用バッテリが放電してしまった際に、必要となる駆動用バッテリ専用充電器や漏電時に絶縁抵抗を測定するメガΩテスタの取り扱いについて学びました。
3)「高電圧作業時の注意喚起」「EV車の普通充電設備での充電」

低圧電気

低圧電気2

低圧電気3

令和6年6月

集合写真

自動車整備科の訓練生全員で、寄贈頂いた実習車と共に集合写真を撮影しました。
[訓練生]左:2年生、右:1年生
[実習車]左:LEAF[リーフ(ZE0)]、右:DEMIO[デミオ(DJ5AS)]

集合写真

1年生実習風景[第3工程] エンジン整備実習

この工程では、ガソリン・エンジン(レシプロ・エンジン)本体及び付属装置を脱着及び分解点検整備します。
*エンジン:4E-F

エンジン

エンジン2

エンジン3

エンジン4

エンジン5

1年生実習風景[第3工程] シャシ整備実習

この工程では、現在は少なくなってしまったマニュアルの実習車で、クラッチ(動力伝達装置)を脱着及び分解・点検整備をしています。
*FR車:ALTEZZA[アルテッツァ(SXE10)]
*FF車:COROLLA[カローラ(AE100)]

クラッチ

クラッチ2

クラッチ3

クラッチ4

クラッチ5

2年生実習風景[第1工程] シャシ整備実習

この行程では、オートマチック・トランスミッションの車上点検、脱着及び点検整備をしています。
1)オートマチック・トランスミッションのFR車を使用して、車上点検、脱着及び分解点検整備
*実習車:CROWN[クラウン(GS151)]
2)1G-FEベンチエンジン
オートマチック・トランスミッションの基本点検、診断機を使用しての油温やECT変速指示値 等の確認

ベンチエンジン

AT

AT2

AT3

AT4

1.エンジン整備実習1.エンジン整備実習<実習風景 4月・5月>

【1年生】

1.機械操作基本実習

[ガレージジャッキ1]

2.機械操作基本実習

[ガレージジャッキ]

3.機械操作基本実習

[手工具:ハンドツール]

1年生 機械操作基本実習(ジャッキアップ作業).JPG 1年生 機械操作基本実習2(ジャッキアップ作業).JPG 1年生 機械操作基本実習3(手工具).JPG
自動車整備を行う際に基本となる、ガレージジャッキでのジャッキアップ作業を安全で正確に実施出来るように、作業内容と作業手順を学んでいます。 他の訓練生が実施しているジャッキアップ作業を全員真剣な眼差しで確認しています。 手工具[ハンドツール]の使い方、力の入れ方など基本作業を学んでいます。

4.測定基本実習

[ノギス1]

5.測定基本実習

[ノギス2]

1年生 測定基本実習(ノギス測定).JPG1年生 測定基本実習(ノギス測定).JPG 1年生 測定基本実習2(ノギス測定).JPG
ノギスと呼ばれる測定機器の使い方と測定数値の読み方など、基本を測定物を使用して実際に測定しながら学んでいます。ノギスと呼ばれる測定機器の使い方と測定数値の読み方など、基本を測定物を使用して実際に測定しながら学んでいます。ノギスと呼ばれる測定機器の使い方と測定数値の読み方など、基本を測定物を使用して実際に測定しながら学んでいます。

実際に車両に使用されている部品の寸法を正確に測定できる様に学んでいます。

測定物:ディスクブレーキ・キャリパー・ピストン

 

 

 

【2年生】

1.エンジン整備実習 2.エンジン整備実習 3.エンジン整備実習
2年生 エンジン整備実習(ヘッドガスケット交換).JPG 2年生 エンジン整備実習2(ヘッドガスケット交換).JPG 2年生 エンジン整備実習3(ヘッドガスケット交換).JPG
実習車両のエンジンからシリンダ・ヘッドと呼ばれるエンジンの基幹部分を取り外す作業を実施しています。 外したシリンダ・ヘッドからバルブを取り外すために、バルブ・リフターを取り外しているところです。 シリンダ・ヘッドから吸・排気装置のバルブを、バルブ・スプリング・コンプレッサと呼ばれるSST(スペシャル・サービス・ツール)を使用して取り外しているところです。
4.エンジン整備実習 5.エンジン整備実習 6.エンジン整備実習
2年生 エンジン整備実習4(ヘッドガスケット交換).JPG 2年生 エンジン整備実習5(へっどガスケット交換).JPG 2年生 エンジン整備実習6(ヘッドガスケット交換).JPG
取り外したシリンダヘッドを清掃後、歪みなどを点検し組付け後に不具合が出ないように確認しています。 シリンダブロックと組み合わせる、シリンダヘッド面もきれいに清掃し、歪みなどが無いかを点検します。 タイミングチェーンを組み付け後、タイミングチェーンカバーを取り付ける練習をしているところです。

 

【その他】

1.ジャッキアップ作業
ジャッキアップ作業 2年模範実習.JPG

2年生のジャッキアップ模範作業

1年生も真剣に作業工程を確認しています.

2.ベンチ・エンジン実習

3.ベンチ・エンジン実習 4.ベンチ・エンジン実習

5.ベンチ・エンジン実習

1Gベンチエンジン実習 AT (2).JPG 1Gベンチエンジン実習 AT(3).JPG 1Gベンチエンジン実習 AT.JPG 1Gベンチエンジン実習(4).JPG

[1G-FE ベンチ・エンジン]

実際に車両に搭載されているエンジンと同型の物で実際にエンジンが始動出来ます。

[外部診断機]

エンジンなどのデータを数値化して確認出来ます。

※データモニタ機能

1G-FEベンチ・エンジンと外部診断機を使用して、オートマチック・トランスミッションの基本点検を実施しています。 1G-FEベンチ・エンジンと外部診断機を使用して、オートマチック・トランスミッションの基本点検を実施しています。1G-FEベンチ・エンジンと外部診断機を使用して、オートマチック・トランスミッションの基本点検を実施しています。1G-FEベンチ・エンジンと外部診断機を使用してオートマチック・トランスミッションの基本点検を実施しています。 外部診断機の[データモニタ]機能を使用してオートマチック・トランスミッションを点検するため、「車速」「エンジン回転数」「ECT変速位置」などを確認しています。

 

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