造形デザイン科の訓練状況をご紹介します。
11月
1年生「11月」
1年生にとって初めての製品製作であるキャビネットが、もうすぐ完成します。各工程を進める中で作業手順や内容の理解とあわせて、工作機械の操作方法などを丁寧に学習してきました。ものづくりの難しさや楽しさを実感してくれたことと思います。この後は、自主製作課題のデザイン・設計作業に入っていきます。素敵なデザインとなるように期待しています。
2年生「11月」
修了製作の設計を終えて、いよいよ機械加工がスタートしました。来年2月末の帯広市図書館展示に向けて、熱心に作業に励んでいます。より加工精度を上げようとする意識や、計画した作業進度を守ろうと休憩時間も段取りなどに取り組む姿が見られます。作業を進める中で様々な問題が発生すると思いますが、一つ一つ乗り越えて完成へと導いてもらいたいものです。
10月
1年生「10月」
キャビネットの製作が始まりました。引き出しが二段ついた難しい課題です。協力し合って、慎重に機械加工を進めています。また、学科では11月10日(日)に受験する「色彩検定3級」にむけて試験対策を行っています。全員合格を目指してがんばっています。
2年生「10月」
訓練の集大成となる修了製作の設計に取り組んでいます。薄型のシューズボックスや、カントリー調のドレッサーなど、どの作品も一人ひとりの想いが込められたデザインとなっています。正確な設計図を描き、製作をスムーズに進めてほしいと思います。
8,9月
1年生「8、9月」
手加工による基本訓練を終え、次のステップとして機械加工中心の訓練が始まっています。安全第一で、より精度の高い加工、より効率的な作業が出来るようがんばっています。
また、学科では「ソフトウェア概論」が始まりました。ExcelやWord、PowerPointの基本操作を学び、資料作成やデータ管理の方法を身に付け、今後の実習に活かしていきます。
2年生「8、9月」
9月上旬の2週間、管内の企業7社にご協力いただき、インターンシップを実施しました。職場体験を通じて技能技術に係ることや、職業人の心構えなど様々な刺激や学びを得ることが出来ました。
また、インターンシップ前から取り組んでいた椅子のグループ製作も無事に終わりました。綿密な設計と丁寧な作業の結果、個性豊かな椅子が完成しました。
7月
1年生「7月」
木材の接ぎ手(仕口)加工の訓練も最終盤となりました。始めは加工手順の理解に苦戦したり出来栄えも不十分なものでしたが、約一月間の取組みで著しい向上を見せてくれました。ひとりひとりが、技術の習得を実感している様子が見られます。写真は、組立前の部材に仕上げ鉋をかけているところです。手際のよい作業が見られ大変うれしく思います。
2年生「7月」
技能五輪北海道大会が6月29日に実施されました。大きな失敗やトラブルもなく、全員無事に課題を提出することができました。提出に安堵する一方、「もっと上手く作りたかった」「くやしい」といった、現状に満足しない声が聞かれました。全員の合格を願っています。現在は椅子の製作を行っています。チームワーク良く熱心に作業を進めている姿が印象的です。素敵な椅子の完成が楽しみです。
6月
1年生「6月」
実習では、カンナ、ノミ、ノコなどの手工具を用いた接ぎ手(仕口)加工の訓練が始まりました。二つの材を隙間なく接合するためには高い精度が必要となります。繰り返しの練習を通して一歩一歩技術を高めていってもらいたいものです。また、製図の授業では時間講師を招きCADソフトの操作方法を学習しています。講師の先生の説明を良く聞き、日々理解を深めているようです。
2年生「6月」
技能五輪北海道大会が6月29日に実施されます。今年は建具職種4名、家具職種4名が受験します。これまでの一ヶ月間、一生懸命練習に励んできました。初めは手順の理解に戸惑い制限時間を大幅に超過したり精度も十分ではありませんでしたが、現在は見違えるような上達を見せています。大会では本来の実力を出し切り、全員が合格することを願っています。
4,5月
1年生「4月、5月」
本年度の入校生は6名です。みなさん真剣に日々の実習に臨んでいます。現在は購入したカンナ、ノミなどの刃物研ぎや仕込み作業を終えたところです。仕込みを終えたカンナの、削り肌の滑らかさやカンナ屑の薄さに驚きと喜びの表情が印象的です。今後はこれらの手工具を使い課題をこなしていきます。
2年生「4月、5月」
新年度となり明るく元気な姿が印象的です。1年生との何気のない会話の中にも上級生としての優しさや気配りが感じられます。授業では、グループで製作する椅子の設計を終えました。現在は、6月末に実施される技能五輪北海道予選への取組がスタートしています。全員合格を目指して頑張っています。
2,3月
1年生「2,3月」
自主製作として取組んでいる「箱物製作」は順調に進んでいます。今は、引出しや扉などの製作に入っています。最後まで油断することなく慎重に作業にあたってもらいたいものです。
また、時間講師をお招きし建築技術科さんの実習で建てた「模擬家屋」をお借りして「室内装飾(クロス張り)実習」を行いました。現場で活躍されている先生の技や、下地が覆われ、綺麗なクロスに囲まれた室内へと変化する様子にみな驚かされました。技能技術のすばらしさを実感する一週間となりました。
2年生「2,3月」2年間の訓練の集大成となる修了製作を全員無事に終えることが出来ました。デザイン・設計から始まり製作、塗装、金具の取付けまでの一連の工程を慎重に行ってきました。計画通りに作業が進むことや、予期せぬ事態に苦戦をすることなど様々な場面が見られましたが、みなモノづくりの楽しさを味わうことが出来ました。2月23日から26日までの4日間、帯広市図書館において「修了作品展」を実施いたしました。市民の皆様から様々なご意見をいただきました。
1月
1年生「1月」
自主製作課題のデザイン・設計を終えました。製作物のテーマは「収納系家具」です。これまでに共通課題として取組んだ「キャビネット製作」の経験をベースにそれぞれのデザインを図面にまとめてきました。ユニークな形状の作品や、製作難易度の高い作品などなど様々です。現在は製作がスタートしています。間違いのないように慎重に作業を進めています。もの作りの難しさや楽しさを大いに感じてもらいたいと思います。
2年生「1月」
11月より進めてきた修了製作もいよいよ最終盤になりました。工程表通りに作業を着実に進め、完成まであと一歩の者や、思わぬミスから作業に遅れを生じさせている者などそれぞれですが、2月23日(木)から25日(日)までの期間で開催される帯広市図書館における展示会に向けて一生懸命製作に励んでいます。