介護職員初任者研修に関する情報
1 研修機関(当校)について
(1)事業所名称・住所等
北海道障害者職業能力開発校
〒073-0115 砂川市焼山60番地
校長 坂井 保仁
(2)理念
本校は職業能力開発促進法に基づき、国が設置し、北海道が委託を受けて運営する職業能力開発施設です。障害のある方々に、その適性に応じた職種についての知識や技能・技術を習得出来るよう指導し、職業自立を図るとともに産業の発展に寄与する技能・技術者を養成することを目的としています。
(3)学則
「4 学則」参照
(4)研修施設、設備
各職種の技能・技術の習得に必要な設備(実習場・実習機材等)を備えています。通学の便を考慮し、寮も設置されています。
2 研修について
(1)研修の対象
北海道障害者職業能力開発校 総合実務科に在籍する訓練生
※当校の総合実務科に在籍中の訓練生、かつ生活支援従事者研修修了者以外は受講できません。
(2)研修のスケジュール
講習期間 令和6年(2024年)9月~令和7年(2025年)3月
(3)研修の定員と講師
定員10名 講師10名
(4)研修受講までの流れ
8月 1日 募集開始(8月下旬 締切予定)
9月上旬 講習開始(3月下旬 終了予定)
(5)費用
テキスト代、実習施設使用料(16,800円程度)のみ本人負担
(6)留意事項
研修の修了にあたっては、以下の条件を満たしていることが必要です。
・講義・演習及び実習については、全ての科目(項目)を受講していること。
・成績の評定において、講義・演習及び実習について合格していること。
(7)研修課程編成責任者
総合実務科長 菅 秀彦
(8)研修カリキュラム
「3 研修カリキュラム(科目別シラバス)」 参照
(9)修了評価の方法及び基準
・講義については、筆記試験を実施し、正答が6割以上である者を合格とする。
・実習先の評価及びこころとからだのしくみと生活支援技術(実習先が評価する項目を除く)は、A~Eの5段階で行い、D以上である者を合格とする。
・講義・演習の不合格者に対しては、補講等を行い、再評価を実施する。
(10)実習協力機関について
機関名 | 住所等 |
---|---|
砂川介護老人保健施設みやかわ ・設置 砂川福祉会介護老人保健施設 ・定員 62名 |
砂川市西3条南10丁目3-1 TEL 0125-55-2111 実習指導者 介護福祉士 宮下 知美 氏 |
砂川介護老人保健施設みやかわ 通所リハビリテーション ・設置 砂川福祉会通所介護 ・定員 20名 |
砂川市西3条南10丁目3-1 TEL 0125-55-2251 実習指導者 介護福祉士 植田 真紀 氏 |
特別養護老人ホーム福寿園 ・設置 砂川福祉会介護老人福祉施設 ・定員 100名 |
砂川市三砂町55-6 TEL 0125-54-1008 実習指導者 介護福祉士 荘司 拓也 氏 |
在宅老人デイサービスセンター ・設置 砂川福祉会通所介護 ・定員 40名 |
砂川市三砂町55-6 TEL 0125-54-1008 実習指導者 介護福祉士 長野 史朗 氏 |
(11)実習の内容
項目名「介護課程の基礎的理解」「総合生活支援技術演習」「就業への備えと研修修了後における継続的な研修」においては、デイサービスセンターや介護老人保健施設等における介護業務の実習を実施する。
(12)実習の指導体制
各実習担当者及び実習協力機関の実習指導者の指導の下、実習を行う。
(13)講師情報
氏名 | 資格 | 略歴 | 現職 | 担当項目名 |
---|---|---|---|---|
坂田 千秋 | 介護福祉士 | ニチイ学館 | 合同会社SouWa | ・人権と尊厳を支える介護 ・自立に向けた介護 ・食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 ・入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 ・睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 |
鍋澤 信子 | 看護師 | 國學院大學北海道短期大学部 | 鹿光学習センター |
・介護に関するこころのしくみの基礎理解 |
浅野 友佳子 | 作業療法士 福祉系学校教員 |
医療法人翔陽会 | 文屋内科消化器科医院 |
・医療との連携とリハビリテーション |
介護福祉課長 | 行政機関職員 | 砂川市保健福祉部介護福祉課 | 同左 | ・介護保険制度 |
社会福祉課長 | 行政機関職員 | 砂川市保健福祉部社会福祉課 | 同左 | ・障害総合支援制度およびその他制度 |
大岩 由美 | 介護福祉士 | クリーンハウス(株)訪問介護ステーション優花 | 同左 | ・多様なサービスの理解 ・介護職の仕事内容や働く現場の理解 ・介護の基本的な考え方 ・生活と家事 ・排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 |
佐々木 礼子 | 看護師 | 道立旭川肢体不自由児総合医療センター | 有限会社グループホーム忠和 | ・介護職の職業倫理 ・介護における安全の確保とリスクマネジメント ・介護職の安全 ・認知症を取り巻く状況 ・医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理 |
宮下 知美 | 介護福祉士 | 介護老人保健施設みやかわ | 同左 | ・介護課程の基礎的理解(現場実習) ・総合生活支援技術演習 ・就業への備えと研修修了後における継続的な研修 |
荘司 拓也 | 介護福祉士 | 特別養護老人ホーム福寿園 | 同左 | |
植田 真紀 | 介護福祉士 | 介護老人保健施設みやかわ | 同左 |
(14)実績情報
実施年度 | 実施回数(回) | 受講者数(名) | 資格取得者数(名) |
---|---|---|---|
平成25年度 (2013年度) |
1 | 5 | 3 |
平成26年度 (2014年度) |
1 | 1 | 0 |
平成27年度 (2015年度) |
1 | 3 | 2 |
平成28年度 (2016年度) |
1 | 3 | 2 |
平成29年度 (2017年度) |
1 | 3 | 2 |
平成30年度 (2018年度) |
1 | 2 | 1 |
令和元年度 (2019年度) |
1 | 2 | 2 |
令和2年度 (2020年度) |
1 | 1 |
1 |
令和3年度 (2021年度) |
1 | 2 | 2 |
令和4年度 (2022年度) |
1 | 3 | 3 |
令和5年度 (2023年度) |
1 | 2 | 1 |
(15)連絡先等
申し込み・資料請求先 北海道障害者職業能力開発校
相談及び苦情対応者 北海道障害者職業能力開発校
訓練第一課長 吉岡 研
訓練第二課長 森谷 聡
電話 0125-52-2774
3 研修カリキュラム(科目別シラバス)
教科及び項目 | 基準時間(60分) | 免除後 設定時間(60分) |
実施時間(50分) | 担当講師 | 指導の視点・ねらい | |
---|---|---|---|---|---|---|
職務の理解 | 多様なサービスの理解 | 3 | 2 | 2 | 大岩講師 | 研修に先立ち自らが学ぼうとしている研修全体のイメージを持つことと、介護サービスには様々な種類のサービスがあることを理解し、名称等を理解する。 |
介護職の仕事内容や働く現場の理解 | 3 | 2 | 3 | 大岩講師 | 各種のサービスにおいて提供されるサービス内容と介護員の職務内容を理解し、ケアプランに基づいた一連のチームアプローチや他職種との連携について理解する。 | |
介護における尊厳の保持・自立支援 | 人権と尊厳を支える介護 | 5 | 2 | 2 | 坂田講師 | 介護職が利用者の尊厳ある暮らしを支えていることを自覚し、福祉サービスを提供するにあたってやってはいけないことを理解する。 |
自立に向けた介護 | 4 | 1 | 2 | 坂田講師 | 介護は介護予防と介護状態の改善や維持を目指した支援であるべきことを理解する。自立に向けた介護の重要性と意義を学習する。 | |
介護の基本 | 介護職の役割、専門性と多職種との連携 | 1.5 | 0 | 0 | - | 利用者の生活を支援するには様々な専門職との連携が必要で、連携にはそれぞれの役割分担を理解することと専門性を発揮することが重要なことを学ぶ。 |
介護職の職業倫理 | 1.5 | 1 | 1 | 佐々木講師 | 介護者の倫理観は人一倍厳しい意識が求められ、専門家としての社会的責任を果たす必要があることや様々な配慮等が求められることを学ぶ。 | |
介護における安全の確保とリスクマネジメント | 1.5 | 0.5 | 1 | 佐々木講師 | 介護者は利用者のみならず介護者の健康や感染症の予防や拡散の阻止に勤めなければならず、環境整備やリスクマネジメントの考え方が要になっているが、具体的にどの様な対応や知識が必要かを学ぶ。 | |
介護職の安全 | 1.5 | 0.5 | 1 | 佐々木講師 | 介護者の安全や健康が脅かされることが無いようにすることが、健全なサービスを提供する上で最も必要であるが、具体的にはどの様な対応が必要か等を学ぶ。 | |
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 介護保険制度 | 3 | 2 | 3 | 行政機関1名 | 介護保険制度のしくみやサービスの内容を、財政的な背景から行政の役割、実際のサービス内容や利用の流れを学ぶ。 |
医療との連携とリハビリテーション | 3 | 2 | 2 | 浅野講師 | 医療と福祉の連携について各々のサービスや連携のあり方を学ぶと共に、介護職が実施可能となった医行為について理解し連携の理由や根拠についても学習する。 | |
障害総合支援制度およびその他制度 | 3 | 2 | 3 | 行政機関1名 | 介護職員が支援する対象者である障害者への支援にあたり、サービスの基となる法令や社会的な支援システムとサービスの内容、利用の流れを学ぶ。 | |
介護におけるコミュニケーション技術 | 介護におけるコミュニケーション | 3 | 0 | 0 | - | コミュニケーションの意義、目的、役割からコミュニケーションの基礎技術や利用者、その家族とのコミュニケーションの実際について学習する。 |
介護におけるチームのコミュニケーション | 3 | 0 | 0 | - | チーム介護のための記録の意義や効果的な記載法をはじめ、報告、連絡、相談の意味や意義、カンファレンスや事例検討会等の留意点について学習する。 | |
老化の理解 | 老化に伴うこころとからだの変化と日常 | 3 | 0 | 0 | - | 老化による高齢者のこころとからだの変化を学習し、老化の理解を通して高齢者の介護における基本的な留意点を学ぶ。 |
高齢者と健康 | 3 | 0 | 0 | - | 高齢者に多い疾患や生活習慣病、老化に伴う疾患等について学習し、それらの基本的な理解を通して、日常における高齢者の生活支援の留意点を学ぶ。 | |
認知症の理解 | 認知症を取り巻く状況 | 1.5 | 0.5 | 1 | 佐々木講師 | 認知症の高齢者の行動や心理症状の理解を通して、共感的な姿勢で関わるケアについて学習する。 |
医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理 | 1.5 | 0.5 | 1 | 佐々木講師 | 認知症の診断等で用いられる評価法をはじめ、障害の状態や原因となる疾患などの医学的な理解と共に、予防のための対策や健康管理について学習します。 | |
認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活 | 1.5 | 1 | 1 | 浅野講師 | 認知症における中核症状と周辺症状を学び、周辺症状の具体的な現れ方や症状、認知症の高齢者とのコミュニケーションや基本的なケアについて学習する。 | |
家族への支援 | 1.5 | 1 | 1 | 浅野講師 | 認知症の高齢者を支える家族への支援を学習し、介護者の思いを理解することや、介護職員としてどの様に支援するべきか等を学ぶ。 | |
障害の理解 | 障害の基礎的理解 | 1 | 0 | 0 | - | 高齢による介護状態ではなく、疾患や障害によって介護が必要となった障害者に関し、障害の概念、障害者を支える制度や仕組み、法律について学習し、障害に関する基礎的な理解を深める。 |
障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識 | 1 | 0 | 0 | - | 視覚障害や聴覚障害をはじめ、内部障害、精神障害等について各々の疾患や症状、介護における留意点について学習し、障害者を正しく理解し、介護の基本姿勢を学ぶ。 | |
家族の心理、かかわり支援の理解 | 1 | 0 | 0 | - | 介護においては本人だけでなく家族にも寄り添うことが重要であることを学び、障害者(児)の家族の心理や障害受容、支援にあたっての留意点について学習する。 | |
こころとからだのしくみと生活支援技術 | 介護の基本的な考え方 | 4 | 1 | 2 | 大岩講師 | 介護の理念や法的根拠、介護を行う上での視点について学習し、利用者を主体とする介護の意味を理解し、基本的な考え方を学ぶ。 |
介護に関するこころのしくみの基礎的理解 | 4 | 1 | 2 | 鍋澤講師 | 利用者の尊厳を守る介護を実践するために欠かせない、記憶や感情のメカニズムをはじめ、幸福感や生きがいを感じる自己の概念、さらには老化や障害の受容、適応について学習する。 | |
介護に関するからだのしくみの基礎的理解 | 4 | 1 | 2 | 鍋澤講師 | 人体の各部の名称や骨や関節の構造、中枢神経や自立神経と内部器官などの基礎的な知識を学習し、こころとからだのしくみを理解した上で、利用者を一体的にとらえた対応を学ぶ。 | |
生活と家事 | 4 | 1.5 | 2 | 大岩講師 | 生活支援としての家事サービスのあり方を明確にし、実際の調理、洗濯、掃除等の家事サービスの留意点を学び、専門職が行う家事サービスのあり方を学習する。 | |
快適な居住環境整備と介護 | 5 | 3 | 4 | 浅野講師 | 快適な生活を送るために必要な居住環境の整備から、利用者が活用できるだけでなく家族や介護者の健康をも守る福祉用具(機器)について学習する。 | |
整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 | 4 | 4 | 5 | 浅野講師 | 社会生活を送る上で重要な身なりを整えることの意義や目的、整容のために必要な支援の方法や技術について学習する。 | |
移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 | 4 | 1.5 | 2 | 浅野講師 | 移動・移乗の意義をはじめ、安全で安楽な介助を行うためのボディメカニクス、人体の構造や基本肢体の理解、具体的な介助技術等について学習する。 | |
食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 | 7 | 4 | 5 | 坂田講師 | 食事の支援は高齢者にとって生活の基盤となる重要なものだが、食事の意義と目的から、栄養に関する知識、代表的な疾病における栄養や調理、食事の介助方法について学習する。 | |
入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 | 9 | 9 | 12 | 坂田講師 | からだを清潔に保つことを目的に、さまざまな生活動作を伴う入浴における介助をはじめ、清拭や部分浴に関する支援の方法を学習する。 | |
排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 | 9 | 9 | 12 | 大岩講師 | 生活する上で切り離すことのできない排泄について、基礎知識をはじめ具体的な支援の方法を学び、利用者の尊厳を重視した排泄介助について学習する。 | |
睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 | 4 | 1.5 | 2 | 坂田講師 | 睡眠がこころとからだに与える影響について理解し、睡眠のメカニズムから、心地よい睡眠を確保するための環境や福祉用具の活用法、快い睡眠のための支援の方法を学習する。 | |
死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと終末期介護 | 5 | 2 | 3 | 鍋澤講師 | 死にゆく人の尊厳を守り、その人らしい死を迎えるための介護を実現するために、終末期ケアの基礎知識から、死にいたる課程、死を迎える高齢者と家族の心理を学び、その支援の方法を学ぶ。 | |
介護課程の基礎的理解 | 6 | 4 | 5 | 宮下講師 又は 植田講師 又は 荘司講師 |
デイサービスセンターや介護老人保健施設等での現場実習を通じて、介護課程の意義や目的を理解し、介護にあたる基本的な姿勢やチームアプローチについて学習する。 | |
総合生活支援技術演習 | 6 | 6 | 8 | 宮下講師 又は 植田講師 又は 荘司講師 |
生活の各場面での介護について、ある状態像の利用者を想定し、一連の生活支援を提供する流れを、デイサービスセンターや介護老人保健施設等での現場実習を通じて、介護の理解と技術の習得、利用者の心身の状況にあわせた介護を提供する視点を学ぶ。 | |
振り返り | 振り返り | 2 | 0.5 | 1 | 鍋澤講師 | 初任者研修全体を振り返り、研修を通して学んだこと、習得したことみついて再確認を行う。就業に向けて自己を高める課題を明確にする。 |
就業への備え研修修了後における継続的な研修 | 2 | 1.5 | 3 | 宮下講師 又は 植田講師 又は 荘司講師 |
デイサービスセンターや介護老人保健施設等での現場実習を通じて、これまで講義や演習で学んできた介護技術を中心とした援助能力の評価を受け、今後、研修修了後や就業の際に、利用者の自立支援や家庭復帰を目指すことを重点として、利用者及び家族が安心できる施設ケアを行うため、職員の資質の向上を図ることを目標とした研修等を実施継続的に受講する必要性を再確認する。 |
4 学則
(1)研修の目的
知的障害者を対象に職業訓練機関として職業能力(介護職員初任者研修)を付与し、職業的自立と雇用の促進を図る。
(2)研修の名称
総合実務科・介護コース 介護職員初任者研修
(3)研修の要旨
事業所の所在地 | 研修形態 | 就業年限 | 研修期間 | 定員(人) | 受講料(円) | 受講対象者 |
---|---|---|---|---|---|---|
砂川市 | 昼間 | 8ヶ月 | 7ヶ月 | 10 | 無料(※1) | 本校総合実務科に在学(在校中)の者 且つ生活支援従事者研修を修了した者に限る。 |
※1 テキスト代・実習施設使用料は別途(16,800円程度)個人負担とする。
(4)受講手続
ア.募集時期 毎年8月より募集開始とする。
イ.受講料納入方法 受講料なし。(ただし、テキスト代等は個人負担とする)
ウ.受講料返還方法 受講料なし。(テキスト購入後は講習の受講が無くてもテキスト代は返還しない)
(5)カリキュラム
「3 研修カリキュラム(科目別シラバス)」参照
(6)主要テキスト
介護職員初任者研修テキスト 中央法規出版株式会社発行
(7)修了認定
ア.出欠の確認方法 各教科の開始前に出欠確認を行う。(出席簿への押印)
イ.成績の評定方法
(ア)講義については、筆記試験を実施し、正答が6割以上である者を合格とする。
(イ)実習先の評価及びこころとからだのしくみと生活支援技術(実習先が評価する項目を除く)は、A~Eの5段階評価で行い、D以上である者を合格とする。
(ウ)講義・演習の不合格者に対しては、補講等を行い、再評価を実施する。
ウ.修了の認定方法
(ア)講義・演習及び実習については、全ての項目を受講していること。ただし、社会通念上やむを得ない理由により欠席したと認められた場合は、講義にあってはレポートの提出あるいは補講の受講により、演習にあっては補講の受講により、出席と見なすこととする。
(イ)成績の評定において、講義・演習及び実習について合格していること。
エ.修了証明書 修了が認定された者には修了証明書を交付する。
(8)補講の取扱い
ア.講義及び演習において、知識・技術の習得が十分ではないと成績の評定により認められた場合は、必要に応じて補講を実施する。
イ.実習については必ず履修することとし、補講は行わない。
ウ.講義及び演習において、社会通念上やむを得ない理由により欠席したと認められた場合は、講義にあってはレポートの提出あるいは補講の受講により、演習にあっては補講の受講により、出席と見なす。なお、レポートの評価は、当該教科・項目を担当する講師が行い、知識・技術の習得が十分であると認められる場合に出席と見なすこととする。
(9)退校規定
ア.受講者が退校しようとする時は、所定の退校願を提出すること。
イ.受講者が当校の定める諸規定を守らず、また訓練生の本分に反する行為があった時は退校を命ずる事がある。(北海道障害者職業能力開発校運営規則による)
・性行不良で改善の見込みが無いと認められる時。
・規定の教科を欠席し、その補講も受講しない時。
・研修の秩序を乱している者。
ウ.成績不良により修了が見込めない者に対しては、講習の受講を中断する事がある。
(10)講師
「2 研修について (13)講師情報」参照
(11)実習施設
「2 研修について (10)実習協力機関について」参照