道では、平成29年4月に「北海道新エネルギー導入加速化基金」を設置し、令和5年7月に廃止するまでの間、同基金を活用し地域のエネルギーの地産地消の取組に対する支援を行いました。
令和5年度から、新エネルギー関係の補助事業は、新たに設置された「ゼロカーボン北海道推進基金」を活用しています。
北海道新エネルギー導入加速化基金条例
趣旨 | エネルギーの地産地消の取組への支援等を通じて、新エネルギーの導入等の加速化を図る。 |
内容 | 基金の使用、現金の管理、運用益金の処理、繰替運用など (条文) |
施行期間 | 平成29年(2017年)4月1日 ~ 令和5年(2023年) 7月15日 |
加速化基金を活用した補助事業一覧(平成29年度~令和4年度)
「事業名」をクリックすると、各事業の詳細ページが開きます。
事業名 | 補助対象事業・対象者 | 補助率等 |
エネルギー地産地消事業化モデル支援事業 | ・地域における先駆的なエネルギーの地産地消のモデルとなる取組に対し、システムの検討、設計段階から事業化まで一貫して複数年の支援を行う。 ・対象者:市町村又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
補助率:定額 (H30年度採択) 上限:1億2,500万円 *最長4年・累計5億円 (H29年度採択) 上限:1億円 *最長5年・累計5億円 |
エネルギー地産地消事業化モデル支援事業(非常時対応型モデル) | ・非常時にも対応可能な地域におけるエネルギーの地産地消の事業化に向けたモデルとなる取組に対し、システムの検討、設計段階から事業化まで一貫して複数年の支援を行う。 ・対象者:市町村又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
補助率:定額 *最長3年・累計最大5億円 (1年目1億円) (2年目2億円) (3年目2億円) |
エネルギー地産地消事業化モデル支援事業(新エネ有効活用モデル) | ・系統制約が生じている地域の新エネルギーの導入を促進するため、新エネルギーを有効活用するモデルとなる取組に対し、支援を行う。 ・対象者:市町村又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
上限:1,000万円 |
新エネルギー設計支援事業 | ・将来的な新エネルギー設備の導入を前提とした設備の設計及び その設計に要する調査を支援する。 ・対象者:市町村又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
補助率:1/2以内 上限:500万円 |
新エネルギー設備導入支援事業 | ・エネルギーの地産地消に向け、市町村等が取り組む地域経済の 活性化や雇用などへの波及効果が高い、地域のエネルギー資源を活用した設備導入を支援する。 ・対象者:市町村又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
補助率:1/2以内 上限:5,000万円 |
地熱井掘削支援事業 | ・地域に賦存する地熱資源の有効活用を図り地域振興に資するための地熱井の掘削を支援する。 ・対象者:市町村又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
補助率:2/3以内 上限:5,000万円 |
地域資源活用基盤整備支援事業 | ・固定価格買取制度を活用した新エネルギー導入の取組に対し、送電線等の整備に要する費用を支援する。 ・対象者:企業等又は市町村と企業等とのコンソーシアム |
補助率:1/2以内 |