北海道内の燃料電池自動車(FCV)導入事例
燃料電池自動車(FCV)を率先導入した北海道内の企業や官公庁にご協力いただき、導入の動機や導入後の感想などを紹介します。実際に導入された事例を参考に、ゼロカーボン北海道の実現に向け、CO2を排出しない自動車「FCV」の積極的な導入をご検討ください。
北海道庁
十勝総合振興局
十勝総合振興局では、令和5年3月に公用車として、水素燃料電池自動車(FCV)を1台導入いたしました。
胆振総合振興局
胆振総合振興局では、令和5年3月に公用車として、水素燃料電池自動車(FCV)を2台導入いたしました。
本庁舎
北海道庁では、平成29年度に公用車として初めて水素燃料電池自動車(FCV)を率先導入しました。
また、「北海道クールアース・デイ」である7月7日、FCV納車セレモニーを開催し、道内外に積極的にアピールしました。
札幌市
札幌市内の企業が所有するFCVについては、札幌市HPに掲載されております。ぜひこちらをご覧ください。
室蘭市
室蘭市
住所 室蘭市幸町1-2
電話 0143-22-1111(代表)
市のPR
室蘭市は、鉄鋼業を中心に蓄積された高度な産業技術や人材・企業とともに、大学等の研究機関を持つ、「ものづくりのマチ」として発展しており、地域の企業による水素(エネルギー)に関連する研究や技術開発、製品化等が盛んに取組まれている地域性を持ちます。平成26年度に策定した「室蘭グリーンエネルギータウン構想」を基本として、再生可能・未利用エネルギーや水素エネルギーなど、グリーンエネルギーの地産地消の実現を目指します。
FCV導入の動機
室蘭市では、環境産業の振興と地球温暖化の防止のため、「室蘭グリーンエネルギータウン構想」を策定し、その一環として、次代のエネルギーとして期待されている水素エネルギーの実用と普及促進のため、道内で初めて移動式水素ステーション(HST)と燃料電池自動車(FCV)2台を導入しました。
感想
CO2を排出しない環境に配慮した車両であることは勿論のこと、静粛性の高い室内や、操縦性のよい車両は、快適な車内空間を演出しています。
また、災害時にも有効な側面を見せており、平成30年9月に発生した北海道胆振東部地震では、北海道全域がブラックアウトし、本市も市内に自主避難所を開設しましたが、FCVで連続20時間にわたり給電を行い、災害時のライフラインの役割も担いました。FCVのほか、水素は、これからのマチづくりに必要不可欠なツールであると再確認する出来事でした。
平岸ハイヤー(株)
平岸ハイヤー(株)
住所 札幌市豊平区平岸2条4丁目5-19
電話 011-831-8115(代表)
FCV導入
平岸ハイヤー(株)は、2022年6月13日にFCV(MIRAI)を営業者として導入しました。
感想
CO2を排出しないFCV導入をきっかけに、「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。通常のタクシーと同じ値段で料金を設定しており、乗車したお客様には、高級感のある室内や性能に大変興味を持っていただいております。運転をしていても静かで乗り心地がよくスムーズです。