農業農村整備事業の現場を支える建設業界においては高齢化等による人手不足が急速に進行しており、更に働き方改革に対応した労働環境改善が推進される中で、建設現場の生産性向上が不可欠となっています。
農林水産省では、調査・測量、設計、施工、維持管理及び営農の各段階において、情報を充実させながら BIM/CIMモデルを連携・発展させ、併せて事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にすることで、一連の建設生産・管理・営農システム全体の効率化・高度化を図ることを目的に「国営土地改良事業等における BIM/CIM活用ガイドライン(案)」を定めBIM/CIMモデルの活用促進を図っている状況です。
北海道農政部においてもBIM/CIMの活用による設計品質の向上、各種協議・現地説明における合意形成の迅速化、施工計画の可視化による工程の短縮や情報化施工技術の促進、施設の維持管理の効率化・高度化などの課題解決及び業務効率化を図るため、「BIM/CIM活用業務」を試行いたします。
「BIM/CIM 活用業務」の試行について
1.対象業務 令和6年4月19日以降に入札を行う、BIM/CIMモデル活用目的が明確で
効果が期待される測量業務及び設計業務
2.実施項目・積算方法 BIMCIM活用業務実施要領(試行) (PDF 332KB)