健康な土づくりをするために
作物を健全に育てるため、たい肥等の有機物などを使用して、土壌を改善したり、土壌診断を行って肥料を使用するなど、健康な土づくりに取り組んでいます。
(例)
○緑肥作物の計画的な導入
○有効土層を拡大するための深耕や排水対策
○家畜ふん尿やほ場副産物の有効利用による堆肥づくり
化学肥料をもっと少なくするために
化学肥料による環境への負荷を軽減するため、肥料が作物に効率的に吸収される技術を使ったり、堆肥や有機質肥料を使用するなど、化学肥料の節減に取り組んでいます。
(例)
○パソコンによる施肥設計システムを活用した土壌診断
○肥料を施す位置や施肥法の改良
○堆肥など有機物中の肥料成分の評価
化学合成農薬をもっと少なくするために
化学合成農薬による環境への負荷を軽減することと、より安心な農産物を生産するため、化学合成農薬に依存しない防除法の導入や、複数の技術の活用によって病虫害の密度を低く抑えるための防除など化学合成農薬の削減に取り組んでいます。
(例)
○きめ細かいほ場観察と防除の要否判定による防除の実証・実践技術
○天敵、対抗植物の利用など、化学合成農薬に依存しない防除法
○機械除草作業の組み合わせによる除草剤の低減
○畑作における株間除草機