北海道らしい食づくり名人(02石狩)岩本 治子さん

 

(02石狩)岩本 治子さん


 

 

  【申込区分:市町村推薦】
農 林 業 水 産 業 食品加工 料   理 食 文 化
     

登録番号1-3
~生産から料理まで!そばづくり名人~
氏名  岩本 治子
(いわもと はるこ)
誕生年 S16 性別 女性 resource221.JPG
職業  農業者、「千歳千年そばの会」相談役
住所  千歳市
 名人のプロフィール
 平成4年頃より、恵庭市内のそば打ちの専門家より指導を受け、自宅で練習を重ねてきました。平成9年からは、輪作作物としてそばを作付け、収穫、乾燥、調整を一手に行っています。また、自分で粉をひき、更に研究を重ね、平成10年より地域のファームレストランに手打ちそばを納品するようになりました。

 平成12年12月に千歳市内に「千歳千年そばの会」を立ち上げ、その中心メンバーとして会員相互の技術研鑽を図るとともに、市内で開催するイベントに参加したり、千歳市の出前講座などで、そば打ちの指導も行っています。

 さらに、平成13年4月からは、体験交流施設に併設された食堂で各種そばを提供するとともに、毎日15:00より、そば打ち体験の受け入れも行っています。
 
 最近は、そばを加工した「そばだんご(お菓子)」も開発し、直売所で販売したり、石狩管内もイベントにも提供し、好評を得ています。

 
 名人から一言!
 家族の協力を得ながら、生産から加工まですべて、自家で行っています。また、ふれあいファームいずみ(体験交流施設)内で、火曜日を除く毎日各種そばの提供も行っております。
 この他、毎日15:00より「そば打ちの体験受け入れ」も行っています。ぜひ、千歳(泉郷)にお立寄りの際は寄ってみてください。

 
 名人の一品など
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名人のそば打ち 市民にそば打ち指導 名人によるそばと天ぷら
【手打ちそばのつくり方】
・材料  そば粉 400g、打ち粉 100g、強力粉 100g、水 200+50cc 

1(木鉢)
(1)粉をふるう。水回し。
 粉をよくふるってボールに入れ、くぼみをつけて、200ccの水を入れ、粉をかける。指で、切るように混ぜる。小さい粒になる。
(2)続けて、切るように混ぜていくと、ごろごろと固まってくる(耳たぶの固さまで)
(3)くくり
 全部ひとまとめにする。
(4)菊練り(右手で前に一回押す。左手で立てまた右手で前に押す)
(5)へそ出し(左手で平らに、右手で先を作る)

2(延し)
(1)のし板に先をつけて、つぶす。
(2)手延べ
 右手のひらで、前半分をのばす。左手で回し、繰り返し伸ばす。
(3)丸出し
 めん棒で湯たんぽの形のように(親指をめん棒の下に入れ、中までくい込まないようにして)横2回繰り返す。
(4)角出し
 打ち粉をして、めん棒にまいて、前の方においてひく。2回ひいて、回して、めん棒よりはずし、横にして、また繰り返す。(打ち粉しながら)
(5)たたみ
 最後は広げて、のし棒で伸ばす。たたむ。(縦半分、もう一度たたむ)

3(包丁)
(1)まな板の上で切る。コマ板を生地の上にのせ、左手で軽く押さえながら右手で包丁をもち(ひと差し指を包丁の背に置き)板を少し押して(2~3mm幅)切る。
(2)一束づつ、包丁ですくって、真ん中をもち、先端の粉をほろい、下の輪の方をほろう
(3)発砲スチロールにキッチンペーパーを敷いた中に入れ、フタをして乾かないようにしておく。

4(ゆでる)
(1)沸騰した湯の中でゆでる。麺を入れて浮いてきたら(ぐるぐると麺が回って踊ってくる)、すくい取る。水の入ったザルの中で洗い、もう一つのボールに水を入れ、麺を 冷やす。ザルで水を切る。(出来上がり)

 
 備考
 【名人の要件】
 ・北海道らしい特色ある農産物等を生産している
 ・北海道らしい特色ある地場産原料を活用して加工品を作っている

 

カテゴリー

食の安全・みどりの農業推進局食品政策課のカテゴリ

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