近年、周辺諸国において、口蹄疫、アフリカ豚熱、高病原性鳥インフルエンザなど家畜の海外悪性伝染病が継続的に発生していることから、農場等への侵入防止対策を徹底するため、「北海道海外悪性伝染病警戒本部」を設置しています。
また、警戒本部の事務を円滑に進めるため、警戒本部の下に「警戒本部幹事会」を設置し、海外悪性伝染病の発生状況や、発生予防及び発生時の防疫体制について情報共有しています。
直近の開催結果について
令和5年の秋以降、高病原性鳥インフルエンザは9県で10事例の家きんにおける発生が確認されていますが、道内では家きんにおける発生はないものの、野鳥では65事例(4月11日時点)が確認されており、家きんへの感染リスクが高い状況が続いています。
一方、豚熱では北海道を除く都府県でワクチン接種が行われているにもかかわらず、依然として散発的に発生している状況にあります。また、これらの伝染病以外にも、近隣諸国ではアフリカ豚熱や口蹄疫が継続的に発生しており、新型コロナウイルス対策の緩和によるインバウンドの回復傾向と相乗し、道内への侵入リスクは極めて高まっており、引き続き警戒が必要となっています。
このような情勢を踏まえ、海外悪性伝染病への注意喚起を行うとともに、発生予防や発生時の迅速な防疫対応に係る連携体制の維持を図るため、次のとおり「北海道海外悪性伝染病警戒本部幹事会」を開催しました。
- 日 時 令和6年4月18日(木)
- 出席者 北海道農政部食の安全・みどりの農業推進監ほか関係各部構成員等
- 内 容
- 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出を疑う事例について
- 家きんの高病原性鳥インフルエンザ対応について
過去の開催状況
令和5年10月10日(火)
令和5年6月13日(火)
令和5年3月7日(火)
令和4年10月17日(月)
令和4年4月5日(火)
令和4年3月22日(火)(書面開催)
令和4年3月2日
令和4年2月15日(火)
令和4年2月3日(木)(書面開催)
令和4年1月28日(金)(書面開催)
令和4年1月27日(木)
令和4年1月7日(金)(書面開催)
令和3年12月24日(金)
令和3年10月13日(水)
- 海外悪性伝染病の発生状況について
- 道の取組状況について
- その他
令和3年4月14日(水)
- 高病原性鳥インフルエンザへの対応について
- 豚熱・アフリカ豚熱への対応について
- その他
令和3年2月9日(火)
- 千葉県における高病原性鳥インフルエンザ発止に係る疫学関連農場における移動制限措置の解除について
- 今シーズンに野鳥における高病原性鳥インフルエンザ確認状況について
- 北海道高病原性鳥インフルエンザ対策本部の設置及び開催に基本的な考え方について
- 特別講演
テーマ:野鳥の移動について~鳥インフルエンザに備えるために~
講 師:北海道立総合研究機構 主任主査 玉田 克巳
- その他
令和3年2月3日(水)(書面開催)
- 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出について
- 今後の対応について
- その他
令和3年1月28日(木)(書面開催)
- 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出について
- 今後の対応について
- その他
令和3年1月21日(木)
- 高病原性鳥インフルエンザ疫学関連農場における疑似患畜の殺処分等について
- 道内全養鶏農家への消石灰緊急配布の終了について
- その他
令和2年12月14日(月)
- 家きんにおける高病原性鳥インフルエンザへの対応について
- 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対策について
- その他
令和2年11月25日(水)
- 高病原性鳥インフルエンザへの対応について(家きん)
- 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対策について
- その他
令和2年10月30日(金)
- 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出について
- 今後の対応について
- その他
令和2年10月15日(木)
- 豚熱・アフリカ豚熱への対応について
- 高病原性鳥インフルエンザへの対応について
- その他
令和2年4月23日(木)(書面開催)
- 豚コレラ・アフリカ豚コレラへの対応について
- 高病原性鳥インフルエンザへの対応について
- その他
令和2年1月27日(月)
- CSF・ASFへの対応について
- その他
令和元年10月16日(水)
- 豚コレラ・アフリカ豚コレラへの対応について
- 高病原性鳥インフルエンザへの対応について
- その他
令和元年7月17日(水)
- 豚コレラ・アフリカ豚コレラへの対応について
- その他
平成31年4月15日(月)
- 豚コレラ・アフリカ豚コレラへの対応について
- 高病原性鳥インフルエンザへの対応について
- その他