去る10月1日(火)、札幌市内にある「かでる2・7」かでるアスビックホールにおいて、中央労働委員会との共催により、労使関係セミナーを開催しました。
企業の人事労務担当者や労働組合関係者をはじめとして、120名を超える方々のご参加をいただきました。
前半の基調講演では、「 職種・勤務地限定社員に対する解雇・雇止め・退職勧奨について~事例・裁判例に学ぶ~」と題して、筑波大学ビジネスサイエンス系准教授で、中央労働委員会東日本区域地方調整委員を務めている渡邊絹子氏にご講演いただきました。
後半は、道労働委員会委員により、労働委員会の業務を紹介した後、「道労働委員会が取り扱った労使紛争事例」の紹介を行い、質疑応答を行いました。
今回のセミナーについて、参加者から、基調講演については「近時判例の判旨が分かりやすくまとめられ、理解及び内容の整理ができた」、「自身が勤務地限定社員なので、実際にあった事例を知れてよかった」、また、事例紹介については「解決に至ったポイント及び結果が整理されており、より理解することができた」、「実際、身近で起きそうな事例であり、対応方法について参考になった」、などの声が寄せられました。