新規制基準適合性審査等
泊発電所に関する新規制基準適合性審査の状況等についてお知らせしています。
泊発電所3号機に関する科学的・技術的意見の募集が行われています
国(原子力規制委員会)では、泊発電所3号機の発電用原子炉設置変更許可申請について、「原子力発電所の新規制基準(※)適合性に係る審査会合」で審査を行ってきており、このたび、審査の結果の案が取りまとめられ、次のとおり、審査書案に対する科学的・技術的意見の募集が行われています。 ※新規制基準~東京電力福島第一原子力発電所の事故の反省や国内外からの指摘を踏まえ、 原子炉等の設計を審査するために2013年に作成された新たな基準です。
【新規制基準の概要はこちらから:【参考】新規制基準の概要 】
【意見提出期間】2025年5月1日(木)~5月30日(金)の30日間
参考:泊発電所における新規制基準適合性審査への対応状況
◆北海道電力株では、泊発電所1・2・3号機の新規制基準への適合性審査を受けるため、 2013年7月、原子力規制委員会に「原子炉設置変更許可申請」、「工事計画認可申請」、「保安規定変更認可申請」を一括して申請しています。
◆ 原子力規制委員会では、同社の意向を踏まえ、3号機の原子炉設置変更許可申請の審査を優先して行うこととし、2025年4月30日に審査書案を作成のうえ、現在、意見募集を行っているところです。
◆ 今後、意見募集結果や原子力委員会等への意見聴取の結果を踏まえ、許可処分の可否判断が行われます。
これまでの道の取り組み
内容が専門的で難解な用語も多い原子力発電所の安全対策に係る事業者や原子力規制委員会による説明などに関し、審査の背景や審査内容について、道民に対し正確かつ分かりやすく情報提供を行うとともに、道としても的確に把握する必要があるため、原子力発電所の安全対策等に関し、知見を有する専門家から道などに助言をいただく、「原子力専門有識者会合」を開催してきました。
【有識者会合の開催状況はこちらから:原子力専門有識者会合】
専門有識者からの助言等を頂いた資料は、北海道電力(株)のホームページにおいて公開されております。下記のリンク先からご覧いただけます。
主な審査項目 |
説明資料 |
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地 震 ・ 津 波 等 |
地質 |
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地震動 |
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津波 |
・基準津波について※ |
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地盤・斜面の安定性 |
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火山影響評価 |
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プ ラ ン ト 施 設 |
耐震設計方針 |
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耐津波設計方針 |
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設計基準対象施設 |
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重大事故等対処施設 |
※第7回有識者会合で専門有識者からいただいた助言を踏まえ、北海道電力(株)において、現在資料の修正を行っており、後日差し替え予定です。
◆このたび意見募集がされている審査書(案)についても、専門的な表現が多いことから、審査書(案)とこれまで有識者会合で助言をいただき北海道電力(株)が作成した資料との関係性を示す資料を掲載いたしました。
【関係性を示すページはこちらから】(資料調整中)
新規制基準適合性に係る審査状況
北海道電力(株)は、泊発電所(1・2号機及び3号機)について、東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故の反省や国内外からの指摘を踏まえ策定された新規制基準への適合性の審査を受けるため、平成25年7月8日、原子炉設置変更許可等の申請を行いました。これまでの北海道電力(株)の新規制基準適合性の審査状況や安全対策に係る取組みについて、次のリンク先からご覧いただけます。
北海道電力(株)のホームページへ
原子力規制庁のホームページへ
福島第一原子力発電所の事故を踏まえた泊発電所の安全対策(平成25年6月末まで)
原子力専門有識者会合について
内容が専門的で難解な用語も多い原子力発電所の安全対策に係る事業者や原子力規制委員会による説明などに関し、審査の背景や審査内容について、道民に対し正確かつ分かりやすく情報提供を行うとともに、道としても的確に把握する必要があります。このため、今後の原子力規制委員会の審査状況などに応じて、原子力発電所の安全対策等に関し知見を有する専門家から道などに助言等をいただく「原子力専門有識者会合」を開催することとしています。