第23回(2024年度)「北方領土の日」ポスターコンテストの選考結果と入賞作品を紹介します。
最優秀賞作品一覧
【最優秀賞(総合)】
栗林 卓矢 さん
(フリーランス)
〈審査員講評〉
全体的に可愛らしく元気なイメージのポスターデザインです。
帆には北方領土、船には桜が描かれていることでも日本の返還への想いを感じることができます。
小さくランダムな丸で構成されているイラストはグラデーションにより、光の方向や遠近感が上手に表現されていて、動物たちが、日が昇る方向に向かっている様子が伺えます。
【最優秀賞(大学・専門学校)】
北島 菜々美 さん
(北海道芸術デザイン専門学校)
〈審査員講評〉
空から折り鶴が北方領土へ向かっているアングルは、雲の配置や島の位置で動きが感じられます。
北方領土はそれぞれの場所や形状がよくわかるよう丁寧に描かれていて、その上にある北方領土の文字がわかりやすく置かれています。
日本を象徴した折り鶴のモチーフを使うことで、キャッチコピーは北方領土のこれからを考えさせてくれます。
【最優秀賞(高校)】
土屋 碧玲 さん
(北海道石狩翔陽高等学校)
〈審査員講評〉
鳥籠の中にある北方領土を小さな太陽が照らしている-綺麗でインパクトのあるポスターで、3色に抑えたシンプルな配色がよりデザインを引き立たせています。
広めの余白は、美しい装飾の付いた鳥籠とは対照的でどこか寂しげなイメージですが、北方四島をしっかり照らす小さな太陽に未来の希望が感じられます。
【最優秀賞(中学校)】
馬場 芽衣 さん
(旭川市立東明中学校)
〈審査員講評〉
丁寧に描かれたエトピリカが迫力のあるポスターです。
空を飛ぶエトピリカ、下に見える四島のかけ橋、海から見える北方領土…それぞれの遠近感がとてもよく描けている1枚です。
【最優秀賞(小学校)】
縄 乃々香 さん
(札幌市立資生館小学校)
〈審査員講評〉
緑の大地と花が咲く中で北方領土と北海道が仲良くしていることを表した可愛らしい作品です。
ポスター全体を暖かな色彩で描いていて、エリカちゃん達も楽しそうで見ている人もほっこりします。
入賞作品一覧
入賞者一覧
応募数
一般の部:218点、こどもの部:255点、ぬりえ:117点
選考会
- 選考会日時
令和6年(2024年)10月21日(月)13:00~ - 選考会出席者
堀 じゅん子(北海道デザイン協議会 理事)
きたむら 千鶴(北海道デザイン協議会 理事)
二ノ宮 信広(北海道デザイン協議会 理事)
谷藤 克則(公益社団法人北方領土復帰期成同盟 参事)
石川 政宣(公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟 事業総括部長)
浅野 沙織(北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策課 課長補佐)