北海道消防防災ヘリコプターが出動し救助を行った山岳救助事案について、北海道防災航空隊の山岳救助方法の検証と改善のため調査・研究を行います。(研究名「北海道内の山岳地にて消防防災ヘリコプターによってホイスト救助* された外傷症例の臨床的背景と傾向についての調査」、研究責任者:札幌医科大学救急医学講座 助教 水野 浩利)
つきましては、2019年4月1日から2024年3月31日までの間、北海道内にて消防防災ヘリコプターで救助を行った山岳救助事案を対象とし、活動内容と傷病者様の転機について後方視的に調査・研究し、関連や傾向を検討いたします。
研究に使用するデータは、活動記録から匿名加工情報として抽出し、個人が特定されることはありません。
また、調査したデータは研究終了後破棄いたします。研究成果は学会発表または論文投稿によって公表いたしますが、調査研究が対象者様の不利益または負担となることはありません。
本研究は札幌医科大学倫理委員会の承認を受け実施し、申告を要する利益相反関係にある企業等はありません。
研究参加にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。
【ホイスト救助*】
ヘリコプターが着陸できない山岳地域や水難救助活動の際、ヘリコプターが空中停止 した状態で、機体に装備しているホイスト(ウインチの一種)先端にフックのついたワイヤーを伸長し、救助員や救助用担架を降下させ救助する方法
<照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先>
北海道防災航空室 担当:谷口 圭祐
電話 011-782-3233
電子メール soumu1_okadama@hokkaido.lg.jp
以上、ご理解とご協力をお願いいたします。