消防団とは
消防団は、平素は他に職業をもっている地域住民の皆さまが、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づいて、地域の安心・安全の確保のために活動する団体で、消防本部や消防署と同様に市町村の消防機関です。地域防災の中核的な存在として、消火活動を始め、大規模災害時には住民の皆さんの避難誘導や災害防ぎょなどを行うほか、平常時においても地域に密着した活動を行っており、地域の安心・安全を確保するために重要な役割を担っています。
消防団員の現況
近年、消防団員は、人口の過疎化、少子高齢化の進行、産業・就業構造の変化などにより、道内の消防団員は年々減少しております。そのような中、女性消防団員は、一般家庭や高齢者宅への防火訪問、火災予防公報活動、応急手当の普及指導など様々な場面で活躍されており、消防団と地域のつながりをさらに深めてくれるものと期待されて、今後もますます必要とされております。
多様な方に関わっていただけるよう、それぞれの能力やメリットを活かしながら特定の消防団活動(応急手当普及員、通訳サポーター、通信業務、水上バイク隊、水難救助、大規模災害時の避難行動支援など)に参加いただく、機能別団員(分団)制度が設けられております。
消防団の活動応援・入団促進について
活動応援・入団促進の取組
消防本部や消防団を対象にした学生団員等加入促進アンケート、消防団員の入団促進に関連するリーフレットや資料、ノベルティなどの配布物に活用いただくイラストの案内、北海道消防操法大会、消防団の活動を紹介する動画や漫画を掲載しています。
北海道消防団応援プロジェクト
道内各市町村や公益財団法人北海道消防協会、道内の企業との協力連携により、消防団を支援するプロジェクトを実施しています。
消防団協力事業所表示制度
消防団活動に協力する事業所を顕彰することで、協力事業所が地域への社会貢献を果たしていることを社会的に評価しようとする制度です。本制度は、消防庁と市町村で実施しており、認定を受けた事業所は、消防庁や市町村から交付される表示証を提示できるほか、自社のホームページなどで広く公表し、地域貢献活動をPRできます。また、道が発注する公共事業において総合評価方式で加点となる、北海道グリーン・ビス認定制度「優良な取組み部門」の登録にあたって、社会貢献活動の実施・支援の取組として評価されます。
消防団の関係団体
消防団の詳細については、総務省消防庁の消防団オフィシャルウェブサイト、道内の消防団の活動等については、公益財団法人北海道消防協会のホームページをご覧ください。
消防団への入団を希望される方は、最寄りの消防本部か消防署又は下記の連絡先までお問い合わせください。