古文書解読講座
古文書解読講座(入門・初級)
入門を7月17日(土)に、初級を8月28日(土)に開催しました。受講者は入門と初級合わせて27名でした。
入門は、古文書を読むための基礎知識を説明する内容、初級は、当館所蔵の開拓使文書などをテキストとして解読し、背景を説明する内容でを実施しました。
古文書教室
古文書教室(礼文町)
11月6日(土)に礼文町教育委員会との共催で実施しました。
文書館職員による古文書の基礎知識に関する講義と地元講師による地域の歴史に関する講義の2部構成でした。
地域の歴史に関する講義については、町教育委員会の髙橋学芸員が講師を担当しました。
「町指定有形文化財「礼文神社関係資料」から読む礼文神社のお祭り」という演題で、礼文神社の資料を題材に、神社のお祭りの起源と変遷について詳しく述べた内容でした。
参加者は14名でした。
古文書教室(厚岸町)
令和4年2月23日(水)に厚岸町教育委員会との共催で実施しました。
礼文町と同じく2部構成で、地域の歴史に関する講義については、町教育委員会の菅原学芸員が担当しました。
「佐賀藩領期の厚岸~生国出立日記・伊万里県引継書を読む」という演題で、移住者の日記を題材に、明治初期佐賀藩分領支配期の厚岸について講義をしました。
参加者は10名でした。なお、新型コロナ対策で、文書館職員が担当する講義は、リモートにより実施しました。
施設見学会
前年度から月末休館日に施設見学会を開催していますが、令和3年度はコロナウィルス感染防止のため実施できませんでした。
ただし、随時の施設見学は受け付けており、団体・個人合わせて42名の方が文書館を訪れました。
文書等保存利用研修会(補修)
資料補修の知識と技術を身につけていただく研修会を開催しました。
前年度は新型コロナの影響で大半を中止しましたが、今年度は6回実施しました。
補修業務の経験豊かな元文書館職員の方に講師をお願いし、受講者は2名でした。
実習では、資料の汚れを除去するドライクリーニング、補修用の糊作り、繕い、裏打ちなどの作業を行いました。