寿命は90~100歳の長寿魚
体は長卵形で、上顎より突出した下顎の先端にあるこぶ状の突起が特徴。
分布水深は200~1300mで、なかでも水深400~800mに多くみられます。北ほど漁場が浅い傾向があり、海谷部で潮の流れが緩い所、岩礁地帯やその付近に多く生息します。秋から春季にかけて沖合に分散していたオオサガは、晩春から初夏に群れをなすようになり、夏季に餌をとりながら沖合いの深みから沿岸の浅みに移動します。
卵胎生で出産期は5~6月ごろ。成長は遅く成魚に達するまで10年以上を要し、寿命は90~100歳、あるいはそれ以上とも考えられています。
現在は高級魚とされ、北海道では特にお祝い事のときにタイの代用品として珍重されます。
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