北海道内の多くの人工林が利用期を迎える中、地域の熱利用施設や大規模な発電施設の稼動などによる木質バイオマスの需要が増加していることから、既存の木材利用に影響を及ぼさないよう、伐採作業等で発生する林地未利用材(枝条や追上材など)を安定的に供給する体制を構築していくことが必要となっています。
これまで林地未利用材の効率的な流通体制の実現に向けた課題解決策について検討した結果を受け、林内に少量分散している林地未利用材を効率的に集荷・搬出・利用するためには一時的に集積する拠点が必要であることから、地域の林業事業体が共用できる林地未利用材の集荷・搬出拠点(中間土場)についての効果的なあり方やコストの削減効果を検証し、その結果について広く普及を図ることを目的とした「低コスト集荷・搬出拠点効果検証事業」を、以下のとおり株式会社森林環境リアライズへ業務委託して実施しました。
実施概要
委託業務報告書
表紙~14p:(PDF 1.79MB)
14p~25p:(PDF 2.18MB)
26p~43p:(PDF 2.35MB)
44p~61p:(PDF 934KB)
61p~71p:(PDF 1.48MB)
72p以降:(PDF 481KB)
目次
1.業務の概要
2.調査計画検討
3.検証事業実施内容
3.1検証候補地の選定
3.2検討会の開催
3.3検証地の借上げ
3.4検証および分析
1)検証結果
2)分析結果
3)成果報告実施
4)利用者側の意見やコスト等を踏まえた、最も効果的な中間土場のあり方
5)他地域での事例整理
4.事業実施成果まとめ