北海道では、平成23年3月の東日本大震災に伴う大規模な津波災害において、既存の海岸防災林による津波エネルギーの減衰や、漂流物の捕捉、津波到達時間の遅延等の一定の津波被害軽減効果が確認されたことから、津波の減災対策として海岸防災林の整備を実施するため、「北海道海岸防災林整備基本方針」を平成29年7月に策定しています。
この度、令和5年2月に最大クラスの津波であるL2津波高の太平洋沿岸の見直しやオホーツク海沿岸の新たな公表を踏まえ、基本方針策定後の整備状況などから整備対象箇所等の見直しを行い、令和7年3月に基本方針を改定しました。