このページでは、北海道にある日本遺産、日本遺産候補地域についてご紹介します。
注目情報
道内の遺産を体験しよう!「日本遺産×北海道遺産PRイベントin江差」を開催します!【終了しました】
【開催日時】2024年5月3日(金・祝)
「令和5年度 日本遺産パネル展」を開催します!【終了しました】
【開催日時】令和6年2月13日(火)10時~令和6年2月14日(水)16時まで (閉庁時間を除く)
【会場】北海道庁1階道政広報コーナー(特設展示場B)
北海道の遺産で楽しもう!「地域遺産PRイベントin小樽」を開催します!【終了しました】
【開催日時】2023年9月16日(土)~18日(月・祝)
日本遺産とは
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化、伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として、文化庁が認定しているものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力あふれる有形無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
北海道には、5箇所の認定地域と1箇所の認定候補地域(日本遺産として認定する候補となり得る地域)があります。
なお、日本遺産の制度や他都府県の日本遺産については、文化庁のホームページや日本遺産ポータルサイトをご覧ください。
北海道内の日本遺産と日本遺産候補地域
- 江差の五月は江戸にもない~ニシンの繁栄が息づく町~
- 荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~
- カムイとともに生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~
- 本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~
- 「鮭の聖地」の物語~根室海峡一万年の道程~
- 北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽~「民の力」で創られ蘇った北の商都~【候補地域】
江差の五月は江戸にもない~ニシンの繁栄が息づく町~
認定年
平成29年
構成市町村
江差町
ストーリー概要
江差の海岸線に沿った段丘の下側を通っている町並みの表通りに、切妻(きりづま)屋根の建物が建ち並び、暖簾・看板・壁にはその家ごとの屋号が掲げられています。この町並みは、江戸時代から明治時代にかけてのニシン漁とその加工品の交易によって形成されたもので、その様は「江差の五月は江戸にもない」と謳われるほどでした。
【江差の町並み(旧中村家住宅)】 | 【江差追分】 |
詳しくは各ホームページをご覧ください。
○北海道江差町の観光情報ポータルサイト
○江差町公式ホームページ(北海道檜山)
※外部サイトに移動します。
荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~
認定年
平成29年、平成30年(追加認定)
構成市町村
函館市、松前町、小樽市(平成30年追加)、石狩市(平成30年追加)
ストーリー概要
日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間となっています。
【高田屋嘉兵衛像(函館市)】 | 【松前城(松前町)】 |
【旧大家倉庫(小樽市)】 | 【ジオラマ「北前船とニシン漁場」_道の駅石狩「あいろーど厚田」に展示(石狩市)】 |
詳しくは各ホームページをご覧ください。
○函館市ホームページ
○函館市公式観光情報サイト「はこぶら」
○松前町ホームページ
○小樽市ホームページ
○小樽市文化遺産ポータル
○石狩市公式ホームページ
○北前船 KITAMAE 公式サイト
※外部サイトに移動します。
カムイとともに生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~
認定年
平成30年
構成市町村
上川町・旭川市・富良野市・上富良野町・愛別町・比布町・当麻町・東川町・上士幌町・鹿追町・士幌町・新得町
ストーリー概要
美しく厳しい大雪山のふところに、カムイ~神~を見出し共に生きた”上川アイヌ”。上川アイヌは「川は山へ溯(さかのぼ)る生き物」と考え、最上流の大雪山を最も神々の国に近く、自然の恵みをもたらす、カムイミンタラ~神々の遊ぶ庭~として崇拝してきました。神々と共に生き、伝承してきた上川アイヌの文化は、この大地に今も息づいています。
【アイヌ古式舞踊】 | 【大雪山 カムイミンタラ】 |
詳しくは各ホームページをご覧ください。
○カムイと共に生きる上川アイヌ日本遺産ポータルサイト
※外部サイトに移動します。
本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~
認定年
令和元年
構成市町村
小樽市・室蘭市・夕張市・岩見沢市・美唄市・芦別市・赤平市・三笠市・栗山町・月形町・沼田町・安平町・江別市
ストーリー概要
北海道の「石炭」・「鉄鋼」・「港湾」とそれらを繫ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた北の産業革命「炭鉄港(たんてつこう)」は、北海道の発展に大きく貢献してきました。100キロメートル圏内に位置する3地域を原動力に、北海道の人口は約100年で100倍になり、その急成長と衰退、そして新たなチャレンジを描くダイナミックな物語は、これまでにない北海道の新しい魅力となっています。
【三菱美唄炭鉱竪坑櫓】 | 【旧北炭夕張炭鉱模擬坑道(夕張市石炭博物館)】 |
詳しくは各ホームページをご覧ください。
○炭鉄港ポータルサイト
※外部サイトに移動します。
「鮭の聖地」の物語~根室海峡一万年の道程~
認定年
令和2年
構成市町村
標津町・根室市・別海町・羅臼町
ストーリー概要
根室海峡では、遙か一万年の昔から絶えず人々の暮らしが続いて来ました。その支えとなったのは、大地と海を往来し、あらゆる生命の糧となった鮭です。幕末に一人の会津藩士がこの資源に注目し、水産業の芽を育てます。そして現在、その芽は全国の食卓と繋がる基幹産業へと成長しました。鮭に笑い、鮭に泣いた人々の歴史と文化、そして誇りがあふれた「鮭の聖地」です。
【野付半島(提供:別海町郷土資料館)】 | 【西別鮭寒風干し(提供:別海町観光協会)】 |
詳しくは各ホームページをご覧ください。
○鮭の聖地ウェブサイト
※外部サイトに移動します。
北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽~「民の力」で創られ蘇った北の商都~【候補地域】
認定年
令和3年
構成市町村
小樽市
ストーリー概要
小説家小林多喜二は、明治以降に、港と鉄道の大動脈により発展していく小樽を北海道の「心臓」と表しました。北日本随一の商都小樽は、財を成した資本家など「民の力」でまちをつくりあげましたが、高度経済成長期に衰退しました。荒廃した運河の保存運動を契機に、新たな「民の力」が動き出し、観光への活用・再生に繋げています。これは、日本のまちづくり運動の先駆けとなった小樽市民の物語です。
【小樽運河】 | 【旧北海製罐倉庫(株)倉庫】 |
詳しくは各ホームページをご覧ください。
○小樽市ホームページ
○小樽文化遺産ポータル
※外部サイトに移動します。
お問い合わせ
- 日本遺産の申請・認定に関するお問い合わせは、教育庁文化財・博物館課へご連絡ください。
教育庁生涯学習推進局文化財・博物館課
電話:011-204-5795
文化財・博物館課ホームページ
- 認定ストーリーの内容や構成文化財等に関するお問い合わせは、各地域へご連絡ください。